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2010.07.11

7/11 参院選の私的な予測

選挙予測をやってみた。いつものやり方で、新聞の予測の順位を並べて序盤、終盤で平均値を取り、その傾向を見ながら、判断している。

東京選挙区は民主の蓮舫が飛び抜けてる他はどれも横一線。新聞各紙によって大きく分かれる。
その中で、過去の経緯から公明の竹谷は必ず取る。みんなの党の松田が終盤急上昇して各紙ともいい予測。投票率が大きく下がらなければ松田が抜ける。
残り2議席を、自民の中川、東海、民主の小川、共産の小池が争っている。予測では、東海、小池が不利だが、小池は状況を良くしているようだ。自民は中川に票を偏らせれば当選できる。民主は支持者のバランスがきけば小川が当選できる。

1人区29は
民主が確保(4):岩手、三重、滋賀、岡山
民主が優位だが不安要素あり(5):山梨、奈良、徳島、高知、大分
自民が確保(5):群馬、和歌山、佐賀、山口、宮崎
自民が優位だが不安要素あり(7):秋田、富山、石川、島根、愛媛、鹿児島、沖縄
激戦区(8):青森、山形、栃木、福井、香川、鳥取、長崎、熊本

2人区は、
民主と自民が分け合う(8):北海道、福島、茨城、新潟、長野、岐阜、広島、福岡
宮城は民主が独占する可能性が少しあり
静岡と兵庫は民主と自民で分け合うところにみんなの党がささり込んでいる
京都は民主と自民で分け合うが、共産が自民を追撃する可能性がないわけではない

3人区は
○埼玉:全くの混戦模様。民主に固定票がないため複数擁立のどちらが当選するかわからない。公明党の伸び次第。
○千葉:民主の1議席が確定しているが、残りの議席の予測が混乱。
○神奈川:自民党の1議席が確定している。残り2議席を民主2人とみんなの党で争う。
○愛知:民主と自民で1議席ずつ確保。3議席目が民主とみんなの党で接戦。
○大阪:新聞各紙、序盤、終盤で全然予測が異なる。経験からは公明党が1議席は確保するのではないか。
結果、民主3、自民2、公明1が決まっていて、民主は最大9、自民は最大6、公明は最大2、みんなの党は最大3、共産党が最大1の可能性。

合計すると選挙区では、民主が27~37、自民が27~35、公明が2~3、みんなの党が1~5、共産が0~2というのが私の予測。やはり民主党は単独過半数はかなり厳しいようだ。1人区の取りこぼしと大都市圏の3人区の帰趨が決めてとなる。
2人区はあまり注目の必要がないが、複数擁立の混乱で落選した側の怨念が、今後の政局を占うことになる可能性もあるだろう。

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