« 6/28 程度の低い渡辺喜美の反論 | トップページ | 6/29 やっぱりHPの更新規制なんてできない »

2010.06.29

6/29 育児遺棄の「菅内閣の生みの親」

社民党が比例区で1議席しか取れないという新聞等の予測らしい。比例区に誰に入れても、おそらく福島瑞穂氏だけが当選するということで、連立離脱って、結局福島氏が自らの評価を高めるためだけに、社民党を道連れにした自殺行為だったということになるのだろう。

二番目、三番目の社民党候補が悲観的な情勢になる状況にあって、福島氏が「私は実は『菅内閣生みの親』」などと演説したらしい。生みっぱなしの無責任な生みの親である。

変にならないようにがんばりたい、と言うなら、連立離脱だけはすべきでなかったと思う。バブル青春世代の議員たちの独善や暴走を止める力が無くなってしまっている。自分だけを正しく見せるためのこのご党首のご都合主義に、社民党のみなさんにはご愁傷様の思いである。

しかし、情けない話である。

●現実に育児遺棄をせざるを得ない親には複雑な事情があることが大半だが、この場合は、本当に趣味で育児遺棄をしている。責任は重い。

●共産党のビラが投函され、消費税大増税、許しませんと踊る。
増税がイヤだという気分的問題を利用して世論を焚きつける彼らが小さな政府=新自由主義への道の貧乏神であることは何度も書いた。
消費税数%の不公平より、相続税が課税されない不公平の方が大きい。相続税の課税強化ぐらい言ったらどうだろうか。消費税増税の前に相続税課税を広げよ、と署名活動したらどうか。
最近、この党も二世活動家の議員が増えてきているから、相続による財産取得が労働の成果の財産取得より優遇されることが悪いとは言いにくくなっているのかも知れない。

●社・共は消費税の逆進性を指摘するが、国や自治体に払うもので逆進性の高いものなんてゴマンとある。菅首相は低所得者に対する戻し税を提案しているが、戻し税の付いた消費税なら、逆進性どころか累進課税の消費税となるし、最底辺の低所得者は給付の方が上回る可能性もある。そうなってくると弱者のために反対するという意味がまったくわからなくなってくる。気分の問題でしかない。

「私は実は『菅内閣生みの親』」―社民・福島党首2010年6月29日22時30分朝日新聞

 ◇福島瑞穂・社民党党首

 ◆29日、千葉県松戸市の街頭演説で

 鳩山内閣は友愛政治だった。菅内閣になって、「友愛」が消えていっているのではないかと心配している。すぐに(沖縄県名護市)辺野古に基地を造る、消費税率10%を考えると言っている。私は実は「菅内閣生みの親」。生みの親だから、今の内閣にどんどん注文を付けて、変にならないように頑張りたい。

|

« 6/28 程度の低い渡辺喜美の反論 | トップページ | 6/29 やっぱりHPの更新規制なんてできない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 6/28 程度の低い渡辺喜美の反論 | トップページ | 6/29 やっぱりHPの更新規制なんてできない »