6/28 程度の低い渡辺喜美の反論
民主党が第二の道を模索してかそうでないかわからないが、みんなの党にすりよる発言があった。
それに対して、みんなの党の渡辺喜美は「民主党が公務員の労働組合に支援を受けている限り、大きな政府から脱却できない。一緒にやりたいのなら、官公労との縁をすべて切ってほしい」と言ったという。
公務員制度改革担当大臣だったとき、官公労の協力で原案を作り国会に提案できたのにこういう言い方ができるとは人間性を疑う。官公労が抵抗勢力だったのだろうか。そうではなくて、キャリア官僚制度を今のまま温存したい労働組合にも入らないキャリア官僚の一部。
また事業の整理が不可欠な八ッ場ダム推進派のみんなの党に、公務員が多いこと=大きな政府などという単純な議論をふっかけられる筋合いはない。
未熟な頃の民主党を見ているようで、実に不愉快である。
●やっぱりみんなの党との連立発言は評判が良くない。正々堂々と論争をするべきだ。
民主幹事長の連携発言 みんなの党否定、国民新「不快」2010年6月28日22時9分朝日新聞
参院選後の連立の枠組みをめぐる発言が活発になってきた。28日にはみんなの党の渡辺喜美代表が「民主党とみんなの党が一緒にやることはない」と連携を完全否定。与党の国民新党は、民主党とみんなの党との連携に不快感を示した。
発端は民主党の枝野幸男幹事長の27日の発言だ。枝野氏は記者団に「みんなの党とは行政改革や公務員制度改革について、かなりの部分が一致している。政策的な判断としては一緒にやっていける」と語り、連携に期待を寄せた。
これに対し、みんなの党の渡辺代表は28日、東京都内での講演で「民主党が公務員の労働組合に支援を受けている限り、大きな政府から脱却できない。一緒にやりたいのなら、官公労との縁をすべて切ってほしい」と主張。枝野氏の発言についても「みんなの党の支持層の引っぺがし工作であり、悪質な選挙妨害だ」と切り捨てた。
連立を組む国民新党も反発している。下地幹郎幹事長は28日、枝野氏の発言について「与党で過半数を取れないというメッセージを発しているかのようだ。今の段階でこの発言は非常に不快」と記者団に指摘。「みんなの党が郵政改革法案に賛成でないのは確かで、最優先で成立させると言ってきたことを不透明にするのか」と憤った。
民主党からも戸惑いの声が上がった。石井一副代表は「過半数が取れないから次の手を考えているかのような印象を与え、好ましくない」と語り、別の党幹部も「選挙中に余計なことを言うな」と批判した。
一方、公明党の山口那津男代表は仙台市での演説で「社民党や国民新党の姿を見れば、民主党の本音は数合わせで引き寄せておいて、使い捨てをする。そういう魂胆が見え見えだ」と語った。
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