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2010.05.26

5/25 モンスターオンブズマン、探偵業も始める

明治大学の寄附講座で、非常勤職員の課題を、当事者から話してもらう。
講師が2人のオムニバス形式でやったので、発表してくださった当事者のお2人には事前の調整に苦労していただいて、夜遅くまで連日、作業や電話でのやりとりをしていただいて感謝。

学生たちには、見落としてはならない課題、と受け止めてもらったよう。ふだん公立の施設や事業のサービスを提供しているマンパワーがこうした人たちだとわかっていただいたこと、労働組合に出番があるんだということがわかっていただいたことはよかった。

●しつこいが、非常勤職員のボーナスが不法支出だから返せという裁判を起こしている関西地方のモンスターオンブズマンが、探偵業を開いた模様。
司法書士という公的な責任を負う仕事と、探偵というややアングラな部分に接する仕事と、行政オンブズマンと、議員候補者を兼業しているというのは何かとても怖い気がする。独特の粘着質の原告だから、使い分けて陰に陽に気に入らない人たちを標的にしていくのだろう。しかし、それだけの仕事、両立できるのかね、とも思う。
司法書士の相談事業と称して、事実上の来年の統一自治体選挙の戸別訪問をやっているようだし、市議に当選するというシューカツのために何でもやっているなぁ、と理解すると何となく納得。
まぁ、しかし探偵業を始めたオンブズマンを市民は公職につけたいと思うか、という疑問もある。何か脅かされそうな気持ちになる。司法書士の権限を使って調べたことを探偵業に利用するなんてこともできるわけだ。
市に文句をいったり、申し入れしたり、ときには監査請求をして厳しく対応しても、他人を愛している気持ちを出さないと、公職にはなかなかつけないように思うが。

●行政オンブズマンの不法支出の訴訟というのは、何だかずっと違和感をもっている。行政に対してはとんでもない手続きをすることを抑止するために市民が行政を訴える権利は当然認められるが、今回の非常勤職員のボーナスについては、もっと違う解決の方法があるだろうと思う。
ある支出について気に入らないことを、自分の納めた税金が無駄づかいされていると言いたいのだろうが、その支出を納得している人も多い。非常勤職員にボーナスを払うことについては、そうとう底意地の悪い市民しか、納得しないなどということはないだろう。
行政支出に対する不満の調整は本来、政治の場でやるべきだと思う。しかし地方公務員法の不備と、政治が調整について機能していないことをいいことに、機能させる方向で何かするのではなく、観念的な裁判所の力を借りてとにかく訴える。訴えた者勝ちである。訴えるヒマ、気力、財力があれば、気に入らない市の事業に難癖つけて邪魔することができる。ヒマ、気力、財力のない私にはとても不公平な気もしている。
事業仕分けのような網羅性や総合性がなく、個人的嗜好、政治的趣味で標的を定める市民運動としての行政オンブズマンの役割はそろそろ転換期にあるだろう。

●権丈先生、誤解を理解していただいたよう。静かなる戦士たちで飲みたいというので、ああ参加したい、と思うが、戦士というより被服廠の工員ぐらいの立場。まだまだ。

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