5/10 続々モンスター・オンブズマン
またまたモンスターオンブズマンの行状、本日も日記で更新されているので・・・。
「12日(水)は、午前11時45分から大阪高裁で、「非常勤職員ヤミ手当支給」事件の口頭弁論が開かれますので、法務相談に行く前に、図書館で借りた資料を先ほど読み、その一部を「●●法律事務所」にファクシミリしました(送信時間13分)。
このヤミ手当支給事件は、様々な議員から批判を浴び、「官官談合」とも指摘されています。」
自治体の非常勤職員が労使交渉をして待遇改善を実現させていくことが「官官談合」というのか・・・。この原告は賃金というものがどのように決まるか社会を知らな過ぎるのではないかと思う。
節々に、民間の企業と同一労働同一賃金と書かれているのだが、民間労働者と同じ条件で働くことを拒んでいる地方公務員法や地方自治法を批判も攻撃せず、そうした法律を利用して自治体で働くパートいじめをして次の市議選(当選すれば特別職非常勤職員としてボーナス付で年収1200万円!)を狙うとは。
●人の不幸を踏み台にして職業を得るということに罪悪感を感じないものなのだろうか。育つ過程でささやかな倫理教育しか受けていないが、原告のようなことをやっているとどうしても地獄に堕ちる恐怖を感じる。
●過去には選挙に出たり、法律相談として戸別訪問をしているぐらいの政治関係者なら、社会制度を変えるためには、裁判なんか使わず、議会でやれ、と言いたい。手段を選ばず、三権を超えて権力を振りかざすなら、とても危険なことだと思う。政治家は私的なこと以外、司法を利用すべきではないだろう。
●そももそ人の権利を支援したり、権利と権利がぶつかるところを仲裁するはずのオンブズマンが、感情的公務員バッシングを利用して、ありとあらゆる誹謗中傷と訴訟によってワーキングプア叩きをやっているようなことが異常とも思わないこの社会に恐ろしさを感じる。
●運動の考え方が少しところがあるが、自治体の臨時・非常勤等職員の安定雇用や待遇改善に取り組んでいる荒川区職労の白石書記長らが日本評論社から「なくそう!官製ワーキングプア」を発行。最近の臨時・非常勤等職員の課題や状況の変化を淡々とまとめていて、最近の状況、考え方の変化などをうまく紹介している。
この分野の問題をまとめた書籍が、労働組合の内部文書しかないため、貴重である。
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