4/30 保育所も整備しないのに構造改革特区に減税するなど本末転倒ではないか
カネがないからと、先進国として整備されるべき社会保障、教育がおざなりで我慢して、私費負担に耐えている国民を横目に、構造改革をやったから、新しい公共をやったから、と減税のオンパレードなのにはどうも納得いかない。
湯浅誠氏のような地道な活動をしている人に負い目を感じて、政治道楽に明け暮れたかつての若手議員が取ってつけたように小泉純一郎を批判してみたところで、結局こういうセンスは同じだと思わざるを得ない。
社会保障より金儲け主義者の味方なんだよな。
減税欲しさにろくでもない構造改革特区を申請するバカ自治体が続発するだろう。
構造改革特区:「税制優遇を」古川国家戦略室長毎日新聞
古川元久国家戦略室長は30日の会見で、特定地域で規制を緩和する「構造改革特区」制度について「日本の成長をけん引する大都市では、従来の特区での規制緩和に加え、税制上の特例措置を盛り込みたい」と述べ、制度を拡充する意向を示した。政府が6月に策定する新成長戦略に盛り込む方針だ。
一方、大塚耕平副内閣相は同日、古川氏に、規制改革と税財政の支援措置などを組み合わせた新制度の導入を提案。地域の特色ある産業を育成する「個性創出特区」では、環境・医療・農業などの分野で10年度に優遇措置を検討し、その後も毎年、対象分野を更新しながら支援措置を講じるべきだとした。【谷川貴史】
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