« 4/23 高橋史朗前県教育委員の問題ある発達障害児への見方 | トップページ | 4/25 民主党が子ども手当で大もめ »

2010.04.24

4/24 霞ヶ関の残業批判がネタ化

民主党の議員たちが、霞ヶ関のひどい残業を批判しはじめているが、たいがいにしろと言いたくなる。

そもそもこんな残業がひどいのは、もともとあったが、さらにひどくなったのは、民主党が台頭してきたからだという。
さして急ぎもしないのに、きょうの夕方にあす朝までに資料を用意しろ、と威張り散らしてきた今の民主党の中堅議員たちではないか。90年代後半、自民党政権の政策情報の兵站を疲弊させるために、霞ヶ関の官僚にそうした仕事をさせかたをして与党(自民党)・官僚を追いつめているんだという当時の民主党の若手議員の自慢話をあちこちで聞いた。
そういうことをしてきたかつての若手議員たちが自己批判することなしに、こんな発言白々しいと思ってしまうのではないか。

もちろん官僚支配というこの国のシステムがどうしても国の官僚に仕事が集中してしまうということが多いだろう。しかし政治家も無罪だろうか。仕事をおしつけるだけに見合った職員を確保してきたのだろうか。
自分の広げた政策の財源の始末もつけられないから、何も知らない有権者に対し、公務員数削減について安易に口をつき、仕事の配分、仕事に対する人材についてまともに考えてこなかったツケでもあろう。

公務員制度改革や事業仕分けの議論の一環で、天下りポストの整理で、官僚たちが定年まで職場に残る役所にするシステムを作るという話もあって、役所の定員が少しは見直されるように思ったが、公務員数を削減するということにこだわる余り、結果として立ち消えになって再び天下りを容認するかのような議論になってしまったことは残念である。

まぁ、そうであっても平日デートできる職場に、と前向きに考えるようなことなら大歓迎だが、単に役所の非効率性や非社会性みたいな取り上げ方をしたり、幹部職員に刑事罰になるぞ、と脅すなら、とんでもない。

●言うまでもないが、残業が増えるのは仕事をつくる側の責任である。
生活クラブ的な言い方になるが、生産者の都合も考えないで、「便利」に飛びつけば、夜間や残業で仕事をこなす人は増える一方である。アスクルとか、アマゾンのプライムサービスとか、きょうのあすみたいな仕事を減らさなくては、残業なんか減らない。このサービスを受ける、この物を手に入れるのに、背後にどんな人たちが動いているのか、考える洞察力がなければならない。
この私が珍しく保守的なこというが、かつてサービスを受ける側が「いただく」という言葉を使ってきたの゜はそういう洞察力を働かす言葉であったはず。しかし、今のようにサービスをする側がへりくだって「させていただく」というようになったとたんに、単なる需要と供給の力関係のサバサバした関係だけになり、物・サービスの購入と、労働が結びついているなんて面倒なこと考えなくて良くなっている。

●冗談的に使うならいいが、本気で使っている「させていただく」という言葉が好きにならない。言葉多くて軽薄、助平な印象。ぴりっと「します」「いたします」でなぜダメなんだろうか。

●「ドアをしめさせていただきます」という電鉄会社があるが、秒を気にして仕事しているんだからリズム感良く、簡潔に利用者に意思を伝えるために「ドア閉めます」ピシッ、でいいではないか。

霞が関「労基法違反が常態化」「ひどい残業」仙谷氏指摘2010年4月24日10時5分朝日新聞

 仙谷由人・国家戦略担当相は23日の衆院内閣委員会で、霞が関の残業問題について「労働基準法違反が常態化している。大臣や次官、官房長がただちに刑事罰に問われるくらいひどい残業状態の部署がある」と指摘した。残業が多い霞が関の官庁の勤務実態を改善すべきだとの考えを強調した発言だ。菅直人財務相も「平日にデートができる役所に」と指示し、超過勤務の解消に取り組む姿勢を打ち出している。

|

« 4/23 高橋史朗前県教育委員の問題ある発達障害児への見方 | トップページ | 4/25 民主党が子ども手当で大もめ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 4/23 高橋史朗前県教育委員の問題ある発達障害児への見方 | トップページ | 4/25 民主党が子ども手当で大もめ »