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2010.04.16

4/16 みんなで墓穴を掘りあうなよ

民主党の幹部たちのこの墓穴を掘るような不用意な発言、何とかならないのかと思う。
党首は、根拠のない自信で普天間は5月までに解決しますなどと宣言し、約束を守れず崩壊寸前、支える官房長官は普天間で首相の意向も、マニフェストの約束とも、連立与党の仲間の主張とも、防衛省の都合とも全然違う行動ばかりとって事態をこんがらがせる一方。参院選マニフェストの議論では、増税も迷走、子ども手当の支給方法も迷走。
既得権益どうのこうのそういうバッシングや、事業仕分けで起死回生を図ろうとするが、さかさに振っても数百億しか出てこないということで、かえって事業仕分けの有効性を疑わせるようなことになりそうな雲行き。
高速道路一律2000円で鉄道マニアの大臣が公共交通をダメにする政策を採る。

さらには、

仙谷戦略相「首相退陣なら衆参同日選になる」

民主党の支持率が鳩山内閣の支持率を上回っている限り、辞任を表明したら、粛々と交代を出せばいいかもしれないのに、そういう可能性を自ら封じて、下野する危険性をわざわざ作る愚。

応援させられるほうは、民主党の政治家たちのご都合主義に振り回されて、ほとほと、疲れ果てている。

もうちょっとまじめに筋道立った議論、落ち着いて考える議論をしてもらいたいものだ。

仙谷戦略相「首相退陣なら衆参同日選になる」
 仙谷国家戦略相は16日、TBS番組の収録で、鳩山首相が夏の参院選前に退陣した場合、「ダブル(選挙)を問う可能性があるというか、論理的にはそうなる」と述べ、衆参同日選の可能性に言及した。

 戦略相の発言は、鳩山首相が参院選前に辞任した場合は、衆院を解散して国民に信を問うべきだとの考えを示したものだ。民主党は、自民党が衆院選を伴わずに首相交代を繰り返してきたことを批判してきた経緯があるためだ。

 国家戦略相は、衆院解散にあたっては財政再建を選挙戦の争点にすべきだとの考えを表明した。同時に「1年ごとに首相が代わるのは甚だ具合が悪い。政党政治に対する不信感と絶望感が国民に生まれてくる」と述べ、当面は鳩山首相の続投を支持する考えを強調した。

(2010年4月16日21時45分 読売新聞)

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