3/29 上越市の子育て支援
20:00~のNHK福祉ネットワークで、上越市の子育て支援政策が紹介されていた。
①24時間365日の公設保育所、②子育て支援団体とのパートナーシップによる子どもセンターの運営、③企業へのお父さんへの子育て啓発がその内容。
①については前々から聞いていたし、開設してすぐにうちの労組の機関紙でも紹介されていたので、こうした番組で紹介されてよかったと思う。
これまで24時間保育というと、夜間操業のある企業城下町か、日本を代表する繁華街しかなく、それも公立ではなくて、民間の情熱的な福祉事業者が孤軍奮闘しながらやっているというのがケースだった。
典型的な保育サービス以外の保育サービスには、行政もサービス事業者も及び腰のようなところがあるが、24時間365日絶対安心できる、というメッセージを出すことは大きな意味があるように思う。
世の中、権利を主張できない絶対的な弱者がいる。そういう人のためには率先してこういうサービスをきちんと確立させたということは公的責任をきちんと果たしたと言えると思う。
②子育て支援グループ市役所の職員の対応が映像に出ていたが、非常に対応が良かったように思う。支援グループが深い話をできていたように思う。
③父親に、企業経由で行政が働きかけることは良いことだと思う。地方都市ならではの取り組みだと思う。大都市圏だと、企業に行政が立ち入ることそのものが嫌がられる。子育ては働くこととの両立が不可欠で、職場発で啓発をすることは意味が大きい。
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