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2010.03.28

3/28 自治体がピンハネOKの子ども手当などやめるべきだ

子ども手当が最悪の展開をたどりはじめている。

財源が足りないからと、学校給食費と相殺したり、自治体の保育予算への流用を認める方向と、国家戦略相がぶちあげた。
市町村が社会的弱者のために予算も労力も使おうとしない中で、子ども手当が保育財源や給食財源として狙われることは想像に難くないだろう。天引きだからわからないだろうと、給食費や保育料値上げしたり、貯金したり、選挙対策の公共事業や土地の買い上げにまわすような自治体も増えるだろう。子ども手当をピンハネした分、そっくりそのまま自治体の子ども関連経費の増額に充てるなどというおめでたい自治体があれば見てみたい。
保育所整備や保育費の負担は後回しにするのも、まずは、あんたたちだけを恵むと問題だからすべての子育て中の親のために子ども手当制度を作るから、と妥協を飲まされてきた側からすると全く腹立たしい。

民主党が政権を取ってからというもの、子育てして働いている家庭にとって、見通しが明るくなることなどほとんどないままに、守られるべき確実な価値すらなくっなたと思う。リップサービスだけは一流だけども、彼らのどこかには、勝間や蓮舫のような立派なお母さんがいるんだから、と思って、小馬鹿にして政策判断している節がある。
現経済情勢のもとでますます仕事で追いつめられ、保育所は地方主権だ何だと甘い言葉の裏腹にその何倍もの財政支出を地域ボスがやりたい放題やっているのを横目で見ながら、言いたいこと言う場も時間も合わせてもらえずに、ダメな自治体は主権者であるあんたが悪いんです、みたいなことを政治家&行政学者&地域のヒマな行革じいさんたちに言われて我慢している日々。

現金配布で福祉をやろうなどという前時代のオヤジ的発想が限界だし発展性がない。今までどおりの価値観のところにさらにお金が流れるだけだから。
その上、現金配布してもろくなことはないからと、自治体にピンハネさせるぐらいなら、最初から制度設計をやり直すべき。国民に謝罪し、子ども手当など撤回し、税控除から給付の範囲での再配分の修正にとどめるべきだろう。

高度な先進国を自負するなら、福祉サービスの必要な人のために現物サービスをきちんと確保することが政府のやるべき課題で、そのための財源をきちんと確保することをやるべきだ。

●雇用の拡大なき経済政策のもとでの不況の長期化、リストラへの恐怖から、国民はより働いて節約しては貯蓄を増やし、物が売れずに不況が拡大している。
そうした中での保育所の利用者の爆発的増大と待機児童の倍増。保育所運営主体が、民間がどうの、保育ママがどうの、希有な事例ばかり引っ張り出して自己目的化した行政改革をやっている間に、保育所の整備が遅延してこのざま。どうしたらスピーディーに保育所が整備され、国民が安心できるか政府は示すべきではないか。20代後半~40歳までの人が安心できる社会を。

●子ども手当より裾野の広いベーシックインカムなんかは、なおもできるわけがないという事例。平均的サラリーマンが月2万円程度しか所得税を払っていないのに、月7万もどうやって支給できるのですか、ということになる。月7万支給するために、普通のサラリーマンが月の所得税を8~9万にしなければ今の財政でも維持できないということ。

●旧社会党以上にひどい民主党の意気込み、ハッタリだけの政策の羅列が、そろそろ曲がり角に来ている。でもできなるなると、政治生命を賭けて、とか、決断するんです、とか、有権者にとっては何の意味もない意気込みばかり示して、軽口を叩いてよけいに首が回らなくなる首相。普天間、年金、郵貯、どれも政権の危機になりそう。
「抜本的改革」と官僚支配批判ばかりを言い募って、実現可能性について証明不可能な政策を打ち出す民主党の態度に慶応大学の権丈先生が酷評。名古屋市の政争で市長が受けてしまうのを見ていると、日本の政治風土からそうなってしまうのもやむを得ない面もあるが、間違いは早めに正直に説明して謝って修正した方がいいだろう。
政府の事業仕分け以前に、民主党の政策の仕分けが必要なのではないか。

子ども手当満額支給せず? 仙谷氏「給食費など充当も」2010年3月28日20時33分朝日新聞

 仙谷由人国家戦略相は28日、2011年度から子ども手当を満額支給する代わりに、学校給食費への補助や自治体による保育施設の整備などに充てられないか検討する考えを記者団に示した。「給食費をそこから充当することもあり得る。市町村が保育などに使えるものにすることも考えられる」と語った。鳩山政権は11年度から子ども1人あたり月額2万6千円を支給する方針だが、財源のめどは立っていない。

 仙谷氏はまた、子ども手当についての民主党マニフェストの表現を参院選に向けて修正する意向も示し、「支払い方などについて検討するというような書き方になる可能性はある」と述べた。

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