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2010.02.24

2/24 秩父セメントがセメント工場を縮小へ

秩父セメントが、普通セメントの生産を中止するというニュース。

地元経済に大きな影響を与えるだろうし、埼玉県内で純粋な地方都市の姿を保っている秩父市はますます衰退するのではないか。

首都圏に住んでいると、地方の工業都市というものがよく理解できない。秩父市に行くと、武甲山がセメント採掘で加工され、街中に貨物の引き込み線があり、東京からの市の入口には大きなセメント工場がある。工場の周囲には、今ではあまり見られなくなった大きな貨車の操車場がある。自然の中を走ってきた電車やクルマが、秩父盆地が広がったところで工業都市としての姿に圧倒される。

●秩父鉄道は存続の危機に立たされることになる。少なくとも蒸気機関車の維持や、多数の古い車両の保存など、余興とも思えることは全くできなくなる。

●トヨタの問題、アメリカも不自然だし、トヨタも不自然。アメリカ議会やアメリカのマスコミの報道の仕方に、政治的な何かを感じる。落ち目の大国とつき合うというのは政治リスクとも言えるトラブルに巻き込まれる可能性が高いように思う。北米市場からの撤退という選択肢はないのだろうか。

秩父太平洋セメント 普通セメント生産中止 『影響計り知れない』 市長『承服できない』
2010年2月24日東京新聞

 不況によるセメント需要の減少を受け、二十三日、太平洋セメントが発表した子会社・秩父太平洋セメント(秩父市大野原)工場での普通セメントの生産中止。地元関係者の間に「影響は計り知れない」と衝撃が走った。かつて秩父は「セメントと秩父銘仙、木材の街」と称されたが、銘仙、木材とも衰退。唯一残っていたセメント産業までも、消える可能性が浮上している。 (村田秀雄)

 秩父太平洋セメントによると、秩父工場は普通セメント六十万トン(二〇〇九年度生産量)や特殊セメントなどを生産。一〇年度上期中に普通セメントが生産中止となる。

 超速硬・固化材用などの特殊セメント一万トン(同)、石灰石粉末二十万トン(同)の生産と、武甲山と叶山(群馬県)での石灰石採掘は継続するとし、倉田哲社長は「今後も地元への貢献を果たせるよう努力したい」と話した。

 しかし、市民からは「不況なので完全撤退もあるのでは」と懸念する声は強い。秩父工場では従業員九十三人が就労。このほか輸送や鉄工など十四の工場協力会社がある。主力の普通セメントが生産中止となれば、仕事量は減少する。

 関係者によると、協力会社には県内別工場への仕事のあっせんがあると、説明があったというが、ある同市の企業トップは「各工場は既存の地元下請け会社があり、秩父からの新規受け入れはないのでは。最悪、倒産もある」と危ぶむ。

 同市の南にそびえる武甲山(一、三〇四メートル)は、北側斜面が石灰石質で良質な鉱床とあって、一九二三年に当時の秩父セメントが創業されて以降、秩父市はセメントの街として発展してきた。

 秩父市の久喜邦康市長は同日、市役所で緊急会見し「生産停止は到底承服できない」と強調。秩父とセメント産業、武甲山は決して消えることのない関係であるとし、「従業員や関連会社への配慮、さらに武甲山の(採掘跡地)修景を含めた対応を強く望みます」と硬い表情で語った。

 武甲山や奥秩父の自然保護活動を続けてきた地元山岳会の会員は、「地元に利益をもたらさない以上、石灰石採掘も止めるべきだ。採掘跡地の緑化推進をを求める市民運動も検討する」と話した。

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