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2010.02.13

2/13 とうとう宇高航路が廃止

高松と岡山県宇野市を結ぶ、宇高航路がとうとう全て廃止となる。高速道路一律1000円などの通行料優遇政策が影響した。

道路通行料を下げれば物流コストが大幅に下がって経済効果があるなど、俗論に煽られて、自民も民主も道路通行料のバーゲンセールをやってしまったが、結果として道路利用を優遇するために税金を投入した政策によって、エコで公共性の高い輸送機関が廃止され、産業と雇用先がなくなったことになる。道路通行料を下げたり、無料化することは、最悪の経済政策だったと言える。

高速道路通行料無料化は、高速道路を経済原理にあわないほど作り続けるのと、同じ意味で愚策である。

フェリー事業のもとで働いている人を失業させた方がいいほど景気が良くて雇用が逼迫しているならまだ説明がつくが、不況のどん底で、みんなが雇用を分け合わなくてはならないときに、こんなことになるとは、悲劇である。

一度廃止された公共交通はなかなか復活しない。いよいよ石油がなくなってきたり、CO2削減ののりしろがなくなったときに、復活させようとするときのとんでもない労力を考えてみた方がよいだろう。

●道路使いたい放題の政策をやって、CO2削減25%をぶち上げれば、行き着くところは原発だらけの国土にせざるを得ない。

高松―岡山・宇野 宇高航路、3月で全便廃止2010年2月13日11時17分朝日新聞

 高松港と岡山・宇野港を結ぶ「宇高航路」で定期便を運航している四国フェリー(高松市)と国道フェリー(同)は12日、1日各22往復の全便を3月26日で廃止することを決め、四国運輸局に事業廃止届を提出した。両社は高速道路料金の割引や不況で利用者が大幅に減ったためとしている。宇高航路は開設100年の今年で幕を下ろす。

 四国フェリーは1966年から、国道フェリーは61年から同航路でフェリーを運航。ピーク時の87年度には年間計約400万人と計約190万台の車両が同航路を利用していた。だが88年の瀬戸大橋開通後に利用者が減り、昨年3月の高速料金の割引開始後、不況も重なってさらに大幅な減少に見舞われ、全便廃止を決めたという。両社のフェリーは現在、ピーク時の約3割の1日計44往復を運航している。

 四国フェリーの堀川智司専務取締役は記者会見で「今後、高速道路の無料化は進むと予想され、これ以上は限界と判断した」と述べた。国道フェリーの山下周市社長は「瀬戸大橋の通行料金より低い料金設定とし、利用客をつなぎとめようとしてきたが、もはや見通しが立たなくなった」と話した。

 宇高航路は1910年6月に旧国鉄宇高連絡船により開設。同連絡船は瀬戸大橋開通に伴い廃止された。

 本州と四国を結ぶ瀬戸内海の航路は、昨年4月末に竹原(広島県竹原市)―波方(愛媛県今治市)間、昨年6月に呉(広島県呉市)―松山間が廃止されている。

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