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2010.01.07

1/7 じゃあ誰がやるのといった瞬間に言葉が途絶え

見過ごしていた記事だが、わが故郷の議員で社民党の重野安正幹事長曰く

「壮大なことを語る我が党だが、じゃあ誰がやるのといった瞬間に言葉が途絶えてしまう。我が党はそういう意味では、がけっぷちに立っている」「護憲の党として、その魂を個々の政策のなかに生かす」

かたじけないが、
壮大なことを語る我が党
じゃあ誰がやるのといった瞬間に言葉が途絶え
というところに笑ってしまった。
日頃実直で、言葉巧みというには距離のある重野氏らしからぬ面白い表現である。
重野氏は参院選の立候補者が思うように集まらない状況について言ったのだが、ほんとうに実務が少ない。

また、社会民主主義の価値観にもとづく政策を反映させるのではなくて、護憲の党としての魂を政策に生かす、というところも、西欧社会民主主義の政党になりきれないまま、ひたすら少数派になっていく社民党の悩ましい現状を物語るように思う。
社会民主主義にとって社労族のエキスパートであるべきで、本当は厚生労働省の政務三役ぐらい取りにいかないとと思うのだが。

社民党「我が党はがけっぷち」 仕事始め2010年1月4日19時0分朝日新聞

 社民党の重野安正幹事長は4日、党本部での仕事始めで「壮大なことを語る我が党だが、じゃあ誰がやるのといった瞬間に言葉が途絶えてしまう。我が党はそういう意味では、がけっぷちに立っている」と語った。夏の参院選についても「選挙区3人、比例区3人の当選を目指して頑張る。本当に我が党にとってはがけっぷちの選挙」と繰り返し、危機感をあらわにした。

 一方、政権与党の一員としては「その立場を明確にしつつも、護憲の党として、その魂を個々の政策のなかに生かす」との決意を示した。

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