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2009.12.27

12/26 支出予算は妥当、歳入予算に問題だらけ

結婚しない宣言をしていた友人が急転直下結婚することになり、パーティーに出席する。

大学のゼミの関係で、亀山郁夫外語大学長がお見えになっていた。愛読書の訳者であり、先日のNHKの爆笑問題の番組出演がよかったので会ってみたかった方である。

パーティーの後、同席した社会民主主義者仲間と意見交換する。

●政府予算案が決定する。支出予算については1年目にしてはまずまずの内容ではないかと思う。高速道路無料化や、ガソリン税半減など、生命や健康の維持に直結しない政策を後回しにしたことは評価したい。
問題は収入予算である。赤字国債の量を問題にする人は多いが、赤字国債よりも、税収の少なさと埋蔵金の吐き出しが問題になりそうである。
税収を上げるのは、景気が回復することと、増税しかない。景気が回復しても、得られる税収はせいぜいのところ50兆円ぐらいではないか。埋蔵金も来年はない。増税は不可避なように思う。
来年以降の支出予算がしっかりし、その内容も国民への財の再配分に重点がおかれていれば、増税への軌道修正は許されるべきことではないかと思う。

●社会民主主義者仲間と議論したのも、少し大きめの政府にもっていくだけでも相当苦労しそうだ、ということ。世論調査では、安心な社会保障のために増税はやむを得ない、という回答に支持が最も大きい。
しかし、これが選挙運動や投票行動に影響の大きい政治談義になると、増税が絶対に悪いことだ、という世論に変換されて、冷静な議論がまったくされなくなる。これについては特にマスコミが悪い。
日本の社会民主主義系の政党(日本社会党と民社党)が、インフレ時代にサラリーマン減税を求める立場を長くとってきたことも、給与所得者にとって政治とは減税要求である、という先入観を作ってしまった。
そこに輪をかけて、フリードマンの小さな政府の考え方がご都合主義的に活用されて、支出は大きめ、歳入は小さな政府、あとは誰かさんの努力ということを要求される。結果として赤字国債が大量に発行されることになる。

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