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2009.12.18

12/17 下落合のたぬき山、復元できるか?

私の祖母宅の近所でマンション建設による森林破壊があって、ずっと問題になってきたが、今回、まったく別の理屈でそのマンション建設ができなくなったという判決が確定。

マンションが新宿区の森林の中にあり、そこへ行く道の整備があまりにも貧弱だったということで、建築許可を裁判所が取り消したというもの。

どうも自治体は不動産屋に弱く、また日本の憲法解釈も不動産乱開発は財産権の自由と言いながら、マンション建設の副作用で憲法25条などが制限されるような結果になっても、まったく止められない。まして、今回の新宿区のように、建築許可のおめこぼしみたいなことをして、マンション建設業者に有利なように有利なように運ぶ自治体が多い。朝霞市もそう。

そうした開発する側に有利な権力、それを支える法体系にいっていの歯止めとなる判決だと思う。

完成間近のマンション「違法」 建築確認の取り消し確定(1/2ページ)
2009年12月17日23時35分
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最高裁判決で建築確認が取り消された完成間近のマンション(白いスクリーンに覆われた部分)=東京都新宿区下落合4丁目、朝日新聞社ヘリから、河合博司撮影
  
 東京都新宿区が特例として建築を許可した建設中のマンションをめぐり、周辺住民が「敷地への進入路が狭すぎる」として建築確認の取り消しなどを求めた訴訟の上告審判決が17日、あった。最高裁第一小法廷(宮川光治裁判長)は、「災害や火災が起きた場合の安全性が十分でない」として建築確認を取り消した二審・東京高裁判決を維持し、同区の上告を棄却。建築確認の取り消しが確定した。

 マンションの建築確認が裁判で取り消されるのは異例。建物は既にほぼ完成しているが、違法状態となり、仕上げの工事もできなくなった。同区によると、敷地面積を広げるか建物の床面積を減らせば適法となるため、建設業者に是正を求める方針。ただ、裁判で争ってきた周辺住民らが土地を売る見込みは薄く、取り壊しとなる可能性が高い。

 問題となったのは、高さ約10メートルの3階建てマンション。敷地の周りはがけ状で、長さ約34メートル、最小幅約4メートルの進入路だけで外の道路に通じている。

 延べ床面積は約2800平方メートル。都条例に従えば災害時の避難のため幅8メートルの通路がなければ、建築確認の前提となる安全認定を出すことができないが、区は建物の規模や耐火性を考慮し、「安全性に支障はない」と判断して2004年12月に特例として安全認定し、06年7月には建築確認が出された。延べ床面積が1千平方メートル以下であれば、安全認定は必要ない。

 本来は今年4月に完成予定だったが、東京高裁が1月の判決で「区の安全認定に合理的根拠はなく、建築確認も違法」と指摘したため、工事がストップしていた。部屋は約30戸あるが、訴訟になったこともあり、マンション業者は販売していないという。業者側は「新宿区が安全認定を出したことを信頼して土地を取得し、開発を進めてきたため、非常に困惑している。区に対して損害賠償請求することも視野に、対応を検討したい」と話している。取り壊すことが決まった場合でも、費用負担などが問題となる。

 現場はタヌキも出没する屋敷跡で「タヌキの森」と親しまれていた。原告の一人、武田英紀さんは「できれば区が土地を買い戻し、再び木を植えてグリーンベルトにしてほしい」と話している。(中井大助)

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