« 12/15 財務省主導の帳尻合わせに閣内・支持者がフラストレーション | トップページ | 12/16 監視カメラより増発を »

2009.12.15

12/15 国債発行残高が問題ではなく税収の落ち込みが問題

政府予算案で国債発行額が多すぎるとマスコミは問題にしている。
しかし、私は国債発行額よりも、そもそもの税収が先進国にしては少なく、その上に税収の落ち込みが激しいことが問題だろう、と捉えている。

国債発行額が落とすことで景気を冷え込ませてしまえば、さらに税収が落ち、来年は37兆円どころではない税収になる。国債発行額が増えると長期金利の上昇するということばかりが心配されるが、景気がもっと冷えて、さらなる税収が落ち込めば、デフレが加速し、実質的な金利は長期金利の上昇よりももっと上がる。そうすれば誰も物を買わなくなる。

問題はその国債で確保したお金の使途であろう。存在するはずの国家戦略会議が本来はその使途を戦略的に考えるべきだが機能しておらず、無能の府と化しており、行政刷新会議と財務省がやりたい放題やっているから、自民党政権と似たりよったりの思いつきのアイディアで雇用も何も生み出さないようなところばかりに補正予算がつけられている。

話を戻すと、国債発行額をどう抑えるかというのは結果論でしかない。どのように税収を上げていくのか、そのことを考えるべきである。そのためには、どのように雇用とそれにともなう内需を作っていくか、将来不安を無くしていくか、そのことが考えるべきことだと思う。そういう意味で民主党のマニフェストはまぁまぁ今までの政治よりましなことを書いているので、それをきちんと実行するべきだろう。

●小さな政府→景気の落ち込み→税収の落ち込み→借金の増大→小さな政府を要求する世論→小さな政府という悪循環をどこかで断ち切らないとならない。

●自民党が「余計なことをしない政府」と標榜しているらしいが、八ッ場ダムとか、問題になってきた地方空港の乱造とか、どう総括するつもりなのだろうか。社会保障のことだけを「余計なこと」などと言うのでは論外である。先進国の政権を担う政党として学習すべきことをほとんど学習せず、分野ごとの族議員任せにしているところが後進的である。ヨーロッパの保守政党を見学してこい、と思うところだ。
民主党を中心とする政府が、財務省にふりまわされて景気も雇用も社会保障もかなぐり棄てて、当事者関係者を無視して前に進んでいる今だからこそ、自民党はやるべきことがあるんじゃないかと思うが、今さら小さな政府だとか余計なことをしない政府だとか言っているようなセンスの政党はもう終わっちゃっているような気がしている。
民主党一党支配が続くことも問題なんだなぁ。首相が大事な問題についてテキトーなコメントを軽々しく右顧左眄して混乱を招いている。自民党が弱りすぎて、一党支配的な危機感のなさによる。

|

« 12/15 財務省主導の帳尻合わせに閣内・支持者がフラストレーション | トップページ | 12/16 監視カメラより増発を »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 12/15 財務省主導の帳尻合わせに閣内・支持者がフラストレーション | トップページ | 12/16 監視カメラより増発を »