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2009.11.29

11/29 テレビ朝日「スクランブル」に朝霞の国家公務員宿舎建設が取り上げられる

12時からのテレビ朝日「スクランブル」で、事業仕分けの関連で朝霞の公務員宿舎建設の話題が取り上げられた。

今回よかったのは、推進派市民として南口商店会長が出てきたことだ。これまで市役所発の抽象的な推進論しか聞こえてこなかったので、実際に公務員宿舎が必要だという立場の市民の声が聞いてみたかったからだ。

しかし残念なことに、活性化のために国家公務員宿舎が必要、というコメントだけで、どうして誘致すれば商店街が活性化するのか、聞いていてもよくわからなかった。

朝霞の南口商店街の中で育ったから昔と比べてしまうが、衰退が激しい。半端に地価が高いので、商店をやり続けるより、貸マンションにしたり、賃貸テナントにしてチェーン店にした方が儲かるからだ。店の持ち主がやっている店はほんとうに限られている。
商店街のなかに、生活に根ざした商店はごく僅かしか残っていなくて、あとは趣味、娯楽、嗜好性の高い商店が少しあるだけである。
飲食店に至っては、数店を除き、すべて全国の居酒屋チェーンかファストフードの店ばかりである。
その中で、国家公務員とその家族が、どうやって商店街にお金を落とすのかまったく見えてこない。
公務員宿舎で商店街が活性化するという実感はない。

むしろ商店会長の発言は、公務員宿舎建設で仕事が得られる商工会の仲間を代弁したり、行政の顔を立てる立場としての声なのではないか。

●反対派はいろいろ数字を出して議論を挑んできた。無視されてますます論拠を明確にしていったと思う。一方、推進派は政治的主導権を握っているということに安住して、経済効果や商店街の活性化について簡単なシミュレーションすら出してこなかった。それでは今になってあれこれやってみても応援は得られないと思う。

●自分が育ったところなので、商店会長は、歯抜けでどんどんマンションや貸ビルになっていく商店街の状況を、どうしていいのかわからず本当に悩まれているのだと思う。
しかしこれは大型公共事業的なもので一発逆転のホームラン狙いをするのではなく、チーム全体で体力強化を地道にやるしかない。そういう努力と研究の結果として、商店街の整備のような公共事業がついてくるべきだろう。逆転の切り札のように言われてきた朝霞駅南口の駅ロータリーの整備も、ますます商店街が貧相になってしまったことを思い返すべきだ。小学校の教材に載っている、まだ舗装されていない時代の商店街の写真の方が活き活きしている。
みてくれを立派にする話よりも、高齢化や子育て支援という観点で、商売をどう展開するのか考えられないものか。統計的に出てくるものしか相手にしない大型スーパーでは真似できない小規模商店の良さというものがあると思う。

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