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2009.11.02

11/2 いいことで賛成するけども、いま一歩

yahooが「選挙に関する情報源の拡大を求める署名」を集めている。

純民間が公共のとりわけ政治的なことに署名集めをしていることは画期的である。14年前にニフティーを使い始めたときには、政治的なことをしないこと、と規約にあり、政治的な話題をメールで送っただけで、信頼しているはずの友人から批判をくらった時代と隔世の感がある。

しかし、この署名も、どこかインターネット選挙だけ解禁してほしい、というニオイがプンプンしていて、ギョーカイ規制的発想というか、限界あるなぁと感じるところ。インターネットだけ解禁されたら、解禁したインターネットが適正に使われているか、選挙運動の表現の自由がインターネットの枠内におさまっているか、監視したくなるのが権力ってもの。

「インターネットがビラと同じ!?」というような質問や新聞記事のリンクが多くて、インターネットはビラ(のような穢れたもの)とは違います、と言いたげな感じが漂っていて、インターネットを解禁するかわりにビラなんかもっと規制しちゃって、なんて世論ができたりして、警察や保守勢力が泣いて喜びそうな結果にもなりかねない。
ツールをめぐって規制したり、緩和したりするのは、政治的自由に関する限り、ほんとうによろしくない。

ずっとここに書いているけども、政治活動の自由、とりわれ選挙運動の自由というのは、国民が権力を監視・規制するために必要なもので、規制してはいけないし、むしろ保護してもいいぐらいのもの。今みたいに何も言えない選挙で不信感丸出しで有権者が何も決定できず、困ったら行政訴訟頼みという政治構造は明らかにまずい。本当に困った人が問題解決されないのに、なりふり構わない訴訟魔みたいなのがオンブズマンとか言って大手を振って歩いている。

選挙運動の規制を取り払え、というのが民主主義の成熟のためにやるべきことだろう。
俗悪な選挙は、選挙運動の自由が徐々に選挙運動を洗練させていくことだろう。
お金のかかりすぎる選挙は、選挙運動資金や政治資金の規制でタガをはめるべきで、選挙運動の方法でタガをはめても、あのやり方は良くてあのやり方はダメということは、あまりにも煩瑣で、民主主義を歪めることになる。

とりあえず、何も解禁されないよりましなので賛成するけども、本当の自由のために、もっと、という気持ちがあることをyahooは忘れないでほしい。でないと、インターネット献金の手数料とか、インターネット選挙をめぐる広告料収入のためにやってんだと抵抗勢力扱いされても仕方がない。

●この点、戸別訪問やビラの規制まで取っ払えと言う小沢一郎の方がきちんとしている。選挙制度をきちんと学習している。

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