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2009.11.19

11/19 痴漢防止っていうJR東日本の間引きダイヤが助犯だろう

痴漢の助犯はJRだろって思うこともある。

埼京線が痴漢が多いというが、埼京線を冷遇し、池袋も新宿も渋谷も、特定の乗車位置に乗客が偏らざるを得ない駅のつくりをし、日中は一時間に4本、朝のラッシュ時間も3分以上間隔があき、夕方になれば10分あくことも珍しくない。そんなことだから、混雑するに決まっている。混雑すれば痴漢が出てくる。混雑しなければ、ひどい変質者以外、痴漢などできない。

元公営の鉄道会社は今、私鉄を凌駕する莫大な利益を上げているが、乗客の利便性や安心を度外視するような減量経営をやっているからである。その犠牲者の1つが痴漢被害者であるし、痴漢冤罪の被害者である。

JRには、儲かっているんだから、変なセクトみたいなボランティア活動もいいけど、本数増やして、雇用を増やして、社会貢献してもらいたい。

●毎日夜の帰宅時間、東京メトロが遅れに遅れる。これも本数が少ないからだ。
混雑する→遅れる→さらに混雑する→急病人の発生(ここで東京メトロは混雑やダイヤ乱れの責任を急病人に転嫁)→ダイヤの混乱→定時運行の崩壊→ダイヤ整理の判断ミスの続発→目的地に着くころには10分近く遅延
ということの繰り返し。うんざり。

●昨日、日本の新幹線を海外が受注してくれないというニュースを見た。
いろいろ条件があるのだろうが、3人+2人がけの新幹線の座席を見た外国人は、こんなもの乗りたくないと思うのではないか。
1960年代の日本人の体格にあわせて作られた3人がけ席は、今やナンセンス。通常のときは中席はほとんど使われておらず、中席が埋まるときには、もはや新幹線そのものの輸送力が不足する繁忙期であり、年に何回かのないよりましのときのために、ふだんから乗客に窮屈な思いをさせるのは良くない。すでにJR九州の新幹線は3人席をなくしている。

痴漢撲滅」JR東日本、初のキャンペーン 1都3県で
2009年11月19日19時2分朝日新聞

 JR東日本は19日、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で「痴漢撲滅キャンペーン」を24日から来月4日まで行うと発表した。同社独自のキャンペーンは初めて。特定の路線名をあげて共犯を募るネット掲示板が登場するなど犯行が悪質化していることを受けたもので、警察との連携にも力を入れる。

 1都3県の警察本部に依頼し、痴漢被害が多い路線で警察官と警備員が重点警戒する。「痴漢は犯罪」と大書した警告ポスターを400駅に計1500枚張ったり、車内アナウンスを増やしたりして「見せる警備」を目指す。

 警視庁が今年上半期に痴漢で逮捕・書類送検したうち埼京線での被害が11%と最多で、掲示板をきっかけとした事件も相次いでいる。JR東は期間中、ターミナル駅である新宿、池袋、大宮の各駅の「お客さま相談室」に痴漢被害相談窓口を設置。午前9時から午後6時まで警察官が相談を受ける

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