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2009.11.14

11/13 対話と参加と協調の自治のためには地域政党の復権を

ここのところ忙しくて首が回らなくなって、気分転換に、午前中、生活クラブの学習会に出て、生活クラブの推進する(厳密に書くと違うが)代理人運動初の男性議員、越谷市議の辻こうじさんのお話を聴く。

政治って議会と選挙だけでないでしょ、いい物だから高くても買うという行為にしても、環境に負荷のかからない物を買おうというのも政治的行動でしょ、という政治のとらえ方がいい。

プロ化した政治家が、私財をなげうって政治活動をするから、見返りを求めたり、利権構造ができてくるというのも同感。

うるさい市民をどれだけ増やすかが、よい地域になるカギだ、というのも同感。

彼の初出馬の際、母体になった地域政党の越谷ネットがプレゼンで使ったパワーポイントのプレゼンテーションが面白かった。

●社会・さきがけの一部に、地域政党の連合体として発足した民主党が、気がついたら中央集権の権化のような党組織を持つようになって、息苦しい。
旧民主のときには、若手は右も左も一晩酒を飲み続けたくなるような面白い人が多かったが、最近は卒がなくて均質化していて面白くない。日々、若手地方議員どうしの出世競争に晒されているのも見ていてあまりうらやましく感じない。
地方議員が、何のために議員をやっているのか、何で議員をやりたいのか、有権者に向かった日々の仕事の緊張感を保ち続けるのに地域政党というものが、もう一度評価され定着することを望みたい。

●10代後半に共産国の崩壊と、そこから次から次に出てくるその息苦しい社会の実態を聞き続けた私には、今回の国の事業仕分けのような人民裁判的なノリには、どうしても拒否反応を示してしまう。

●事業仕分けで、子ども関連のNPOに対する、さまざまな財団の支出がカットの対象になっている。
この間、保育所の規制改革に見合うだけの保育予算がつかず、保育所は高コストだ何だと罵倒され続け、その横目で、子ども関連のNPOにはジャンジャン政府予算がついて、財団をくぐって配分されていたことを見てきた経験から。
子ども関連のNPOに公金が支出されるのは、貧困な公共サービスの穴埋めとして、公務員の代替としての役割を求められてきたからだろう。そういう本質にどこかで目を瞑り、一丁前に公務員=性悪説だけでNPOの能力高さを高らかにうたい、思うように公務員数を増やせない公務員側の事情に迎合するようなことをしてきたことのツケではないかと思うところがある。
そうした財団がお金をもらう裏側で、定数外雇用の公務員たちが、ハンコをつくだけで上級公務員並みの賃金を貰えるポストが用意されて、子ども未来財団のような、使途の3分の1が管理コストというざまになってしまっていた。
もちろん個々の子ども関連NPOが一所懸命工夫して運営し、並々ならぬ努力をしていることは百も承知しているが。

●ほんとうの行政改革のためには、公務員数の抑制をやめてみたらいいのかも知れない。公務員数を抑制しなければならないから、財団などを通じて補助金をばらまいて管理コストが不透明化する。その上提供される公共サービスは地域的偏在も著しい。公務員削減ばかり至上命題になって、最終的な効率性が追求されていないように思う。

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