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2009.10.14

10/14 民主党の党内力学の変化

議員立法を禁止した民主党の決定に横路衆議院議長が厳しく苦言を呈したことに、小沢氏が反論したという新聞報道が出ている。

言う方も反論する方も筋論だけでやっているとは思うが、菅直人氏のワキの甘さと、フライング気味の若手(現在は中堅)議員のエラー体質を救出したのが、横路・小沢間での政策合意と、それ以降の小沢氏主導の党運営だったと思う。

ところが、この一件は筋論を超えると、横路・小沢の両氏の民主主義観の違いに話は展開し、議長が単なるお飾り職ではないものであろうとする横路氏と、何十年も政界を彷徨ってやっと実力者の立場を掴んだ小沢氏のミゾとなりかねない。横路氏の影響力が強く小沢氏との橋渡しをしてきたと言われる鉢呂氏が、無任所となってしまっていることも、いぶかしいところだ。

しかし一方で旧社会党グループでは輿石参議院会長が小沢氏とともに党の実権を持っている。旧社会党系グループと小沢氏との関係が悪化しているという実感も情報もないので、旧社会党グループの実権が、横路氏=鉢呂氏から輿石氏に移行しつつあるということではないだろうか。
内閣が強くなって、党が強くなって、国会が弱くなっている、そんな感じがしないでもない中で、議長としてのふんばりどころではないか。

同様の危機は、菅直人氏にも感じるところがある。鳩山、前原、仙谷、小沢、輿石、藤井などが有力者として活躍する裏側で、スタッフから予算編成権から何からどうも丸裸にされている感じがしないでもない。
野におかれたときに、したたかに長期戦を考えられるかが大物となるためには必要な能力だと思う。

しかし民主党から、-横路-江田-菅-議員立法となってくると、何か違うものに見えてきてしまうのは私だけだろうか。

政策一元化は「独裁国家」 横路議長、小沢氏に苦言2009年10月10日22時21分朝日新聞

 横路孝弘衆院議長は10日、札幌市で開かれた民主党北海道連の会合で「独裁国家では議会は政府が決めたことをただ追認する。日本は民主国家だから国会の自主性を持っていきたい」と述べ、鳩山政権が進める政策決定の政府への一元化を強く批判した。民主党出身の衆院議長が小沢一郎幹事長の党運営に苦言を呈する異例の発言だ。

 政策決定の一元化は9月中旬、鳩山由紀夫首相から党運営を任された小沢幹事長が党所属議員にメールで通達。「自民党政権でみられた族議員の跋扈(ばっこ)」(小沢氏)を排除するとして、党の政策関連会議を廃止し、議員立法も基本的に認めないとした。

 横路氏は「一体化の名の下に議員立法をやらないとの発言が聞こえる。国会活性化の柱として、今日まで(議員立法を)進め、先の国会では臓器移植法のような形で国民の声に応えた」と強調。「三権分立で立法府の役割は非常に重要だ」と述べ、法案提出権を政府が独占することに対し警戒感をあらわにした。


政策決定の一元化「妥協案、必要ない」 民主・小沢氏2009年10月5日21時58分朝日新聞

 民主党の小沢一郎幹事長は5日、鳩山内閣の政策決定を閣僚ら政府内の議員に一元化する考えに変わりはないことを改めて強調した。この日、党本部で党国会対策幹部と会い、官邸と党で検討する妥協案について「必要ない」と語った。小沢氏と協議した党国対幹部が明らかにした。

 9月中旬の小沢幹事長名の文書では、政府外の党所属議員について議員立法を原則禁じる一方、議員が副大臣と政府提出法案(閣法)や予算などで意見交換する「各省政策会議」の設置を明記。議員らは不十分だと反発しており、官邸と党で、政府外の議員が閣法を修正する枠組みとして「運用会議」を新たに設ける妥協案を検討していた。

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