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2009.09.02

9/2 ストレス・有楽町線の通勤

選挙も終わり、職場に戻る。これまでの地上の電車の往復から、地下鉄の通勤が再開される。本当にストレスが溜まる。

地下であるということはこんなにストレスが溜まるものなのか。昔、地下鉄工事が建築関係の出稼ぎ労働のきつい仕事の代表格のように言われていた時代もあるし、私鉄労働運動でも、地下鉄の運転士や車掌の労働安全衛生の課題もあると聞いたことがある。それを実感している。

それにしても、有楽町線の夕方の本数の少なさには、やっぱりうんざりする。5分に1本とは、昼間の運行本数であるべきだろう。本数が少ないから混雑がひどい、混雑がひどいから遅れる、遅れるから混雑が悪化する、その悪循環である。

あまりにもひどいので池袋で途中下車したが、エチカとかいう貸テナントの地下街を作る影響でもう1年以上もエスカレーター設置工事をやっていて、階段の大混雑が続いている。いい加減にしてほしい。

これらは乗客虐待であり、客商売とは思えない。

●東京メトロの減量経営の原因は、上場を目標としていることにある。上場するとなれば、キャッシュフロー重視、資産に対する利益率重視にならざるを得ない。莫大な利益を上げ続けながら十分な投資もせず、人減らしばかりやっているのは、決算書に長期借入金と固定資産が膨らみがちな鉄道業で、無理に借金を減らそうとするからだ。その結果、増発はできない、保安要員や運行管理要員が足りないことによる遵法闘争的な遅延発生、故障車の続発など利用者への犠牲が発生している。
また、現場や利用者の声が反映されない社風も問題である。

●東京メトロの社長は、国土交通省の事務次官経験の天下り役人である。民主党はこれを問題視すべきだ。彼が乗客の犠牲の上に溜まった内部留保からいったいいくらの退職金を受け取るのか、それも気を配るべきだろう。鉄道業は、事業に愛着を持つトップが必要である。しかし、鉄道事業そっちのけで、儲かる不動産業ばかりにうつつを抜かし企業のイメージ広告のためにテレビ局にお金をばらまいている今の経営者たちは問題だと思う。労働者が応援した民主党を中心とする新政権には、東京メトロ経営陣に対する厳しい審査を求めたい。

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