8/29 自民党の負け戦ぶり
応援にいった他県の選挙で、ライバルである自民党の候補の最終演説を見物に行かされる。
最初300人ぐらいいたが、本人の演説の頃には150人ぐらいに。来ているのも見るからに自民党しか政治選択ができないようなじいさんばあさんばかり。
最初は良かったのだが、後半からだれてきて、地元採用の運動員は私語ばかりしてビラを配らなくなるなど、最低限の統制も取れているのか疑わしかった。
閉口するのは支援団体のリレートークで次々に出てくる、民主党候補に対する落下傘批判。しかし、その街はベッドタウン。落下傘批判なんかすると、やっぱり自民党は土着民のための政党なんだ、と感じてしまった。
びっくりしたのは空気の読めなさ。若者が集まる大きな商店街があるのだが、そこで応援団のある団体の長が、「最近の若者は・・・」の類の演説を自信満々にやってしまっている。
最後に本人の演説が始まったが、運悪く選挙カーの前に次々にバスが通りがかり、信号待ちで観客からふさぐ格好に。声もバスとビルとの間で反響して、ただでさえ籠もった声で聞き取りにくい状態に輪がかかる。
崩壊状態の演説会だった。
●家族が地元の自民党候補の選挙カーを発見。候補者の娘が車に乗っていると連呼。うーん微妙。宗男の娘みたいに、地元にちょくちょく顔出していて、知れ渡ってるような娘なら、「おっ、がんばれ」となるが、初めての娘では「なぜに?」という不思議な気持ちになる。
きっと選対幹部が「選挙とはこういうもんだ」という「もんだ族」の論理を出したのだろう。
電話かけや戸別訪問をバリバリこなすような家族でもなければ、あるいは選挙実務ができる親族でもなければ、選挙の現場に家族が出てくるのは、親しい人に礼を尽くすための人質的意味しかないだろう。
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