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2009.07.07

7/7 終末を予感させる自民党の都議選ビラ

都議選で自民党のビラを受け取る。背景は都庁の薄い写真に濃い水色がかぶせてあり、それに黄色い字で民主党批判の文言が大きな字で。そのたたずまいがこの世が破局するような印象を与えるもので、いよいよ自民党政権が終わりなのかと思わせる不気味なものだ。

ひっくり返すと「少子化を解決する」と。少子化が解決されるべきではなく、子どもが少数派になっても、子どもたちが路頭に迷わずいろいろな人に愛され育つ社会であるべきなのだろう。

●しかし具体的な政策では、自民党の方に軍配があがる。実際に社会的サービスの供給量を増やそうとしている。民主党は、保育サービスを2万人分増やすということで、どういう保育所かは検討されていない。認可・認証保育所でないから、待機児童問題の解決に具体的な処方とならない。主には使途がどうなるかわからない児童手当の増額が中心である。子育て世代には現金給付より、現物給付を充実させる方が、確実に子どもの社会保障につながる。
ちなみに、子育て政策では、中小政党の方がきちんとしている。公明党・共産党が認可保育所など公的基準を満たした保育所を着実に1.5万人分増やすことを掲げ、社民党と生活者ネットは、保育所の量とともに質を確保することに論点を置いている。

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