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2009.07.24

7/23 民主党の突飛な政策変更に不安を感じる

民主党が政権公約を相次いで公表する都度、不安感が増してくる。

今、民主党に投票しようとしている人の多くは、自民党を一回下野させてみようという消極的支持にとどまっている。その人たちをつなぎとめ、意識改革していくのか民主党の役割ではないか。

しかし突飛な、バナナの叩き売りみたいな政策を並べると、そういう消極的支持層は、自民党に戻るような気がしている。

また、政権交代目前という、関係者・支援者たちが「どうでもいいからとにかく選挙」という脳内モードになっているときに、国会を止めたり、首相問責決議案などをつきつけてまでたたかった政策をかなぐり棄てていることに、どうかと思ったりもする。とにかく荒っぽい。

民主党は、財源を指摘されて、無駄を無くして財源を捻出する、いくらでもある、などという説明はよろしくない。あの政策で財源不足は必ず起きるし、無駄を捻出しなければ、と前提をつける政策など、実効性が問われる。増税を言えない以上、今は、未曾有の不況のもと、赤字国債の発行を断行すると言うしかないだろう。

だいたい無駄なんか、探して潰しても、数百億円のオーダーしか出てこないだろう。しかし民主党がやろうとしてる政策は十数兆円のオーダーである。本来なら、西欧諸国のような税金を国民に要請すべきところだ。

無駄をカットするというのは、国民の意見が分かれるものだ。雇用保険の剰余金の評価などよい例だ。それを押し切っていけば、小泉構造改革のように、必要な公共サービスが削られたり、ものすごく高価になったりすることだろう。

雇用を作らず、現金給付に走っていくその政策、一歩間違えれば小泉構造改革と同じ穴におちていきそうな無駄カットへの過剰な期待。民主党が真剣に小泉構造改革への決別をしようとしているのか、問われているように思う。

●ここのところの市長選で勝った若手市長たちを見てほしい(河村たかしを除く)。彼らは突飛な政策を打ち出したのではなく、極めて常識的な市役所と市民の関係を問い直しただけである。
バーゲンセールの叫び声のような政策は打ち出していない。

●で、しつこいが、無駄ゼロなんて言っている民主党が、この朝霞では自民党以上に国家公務員宿舎建設を推進しているんだから、無駄を削るなんて簡単に進まないことがよくわかる。

●さきがけ武村正義元代表の秘書出身で、93年に最年少代議士として話題になった宇佐美登氏が平沼新党の候補者となるようだ。小さくてもきらりと光る日本というさきがけの理想から、タカ派・大国主義の平沼赳夫氏のもとにはせ参じたその転向の理屈を示してほしいものだ。

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