7/14 どうしちゃったの自民党－選挙前の流れ解散はやめてよね

自民党の古賀選対委員長が辞意を表明して、自民党が崩壊状態になっている。これはまずい。

時代の発展を考えると、次の衆議院選挙で初の政権交代をしようとしているのに、下野すべき自民党がなくなってしまったら、西側先進国としての当たり前のお作法である政権交代が成り立たない。

自民党とアンチ自民党が相争うかたちで政治の活性化をやってほしかったのに、このまま自民党が流れ解散してしまったら、自民党の地位を民主党がこなすだけになってしまう。

民主党がきちんとするためには、野党に下っても、きちんとした自民党であってほしいと思う。

首相、古賀氏慰留を指示 自民大揺れ、公明からも進退論
　自民党内で１４日、古賀誠選対委員長の進退問題に加え、麻生太郎首相の退陣を求める中堅、若手議員を中心にした両院議員総会開催を求める動きも加速、衆院解散・総選挙を前に党内の混乱が拡大した。

　首相は同日夜、細田博之幹事長と官邸で会談し、午前の党総務会で辞意を表明した古賀氏の慰留に努めるよう指示。記者団にも「辞表を受け取るつもりはない」と辞任を認めない考えを強調した。だが古賀氏の辞意は固く、調整が長引けば、衆院選対策に影響が出る可能性もある。党幹部は「来週の解散まで慰留が続く」との見通しを示した。公明党の一部からも首相の責任を問う声が出始めた。

　両院議員総会開催を求める動きには加藤紘一、中川秀直、武部勤各元幹事長らベテラン議員も加わり、広がりを見せている。津島派の臨時総会でも「首相が考えを説明し、意見を聞いてほしい」と開催を求める意見が続出。派閥幹部が党執行部に伝えることを決めた。

　これに対し執行部は「党大会に次ぐ議決機関。総裁選前倒しなど不測の事態になりかねない」として慎重姿勢を崩しておらず、大島理森国対委員長は「大人数を集めてワーワーやるより、冷静に話を聞く方がいいのではないか」と記者団に強調した。

　細田氏は１４日午後、古賀氏に会い辞意を撤回するよう求めたが、折り合わず、首相に「翻意は難しい」と報告。首相は引き続き慰留するよう指示した。

　古賀氏は細田氏との会談後「候補者擁立など大方の作業は終えた。いくらでも働く場所はある。委員長でなければならないわけではない」と記者団に述べ、辞意に変わりがないことを強調した。