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2009.07.12

7/12 都議選は比例代表制がふさわしい

東京都議会議員の選挙運動が終わった。

政党が地方政治に介入することの是非があるが、地方政治が独立しても、その議会内では会派があったりするわけで、過渡的な混乱状況でない限り、議会については、党派性を明確にして選挙を行い、有権者の判断を仰ぐべきだと思っている。

地方議会が個人名選挙であるべき、という議論は、各議会にいる一部の優秀な議員を評価するほか、あまり意味のない議論だと思っている。多くの無所属候補は、議会に入ると政党的な会派に群れて、困った行動をしている。結果、その実態は政党隠しである。であるなら、政党名・会派名を明らかにして有権者の審判を得るべきだろう。

東京都議会のように、政党公認の候補ばかりで、地域政党という逃げ道も用意されているところでは、議員の選挙は比例代表制にすべきではないかと思っている。政党に対して、選挙公約への責任を明確にさせる意味でも有効だろう。

今の東京都議会議員の選挙制度である中選挙区制では、同一政党が複数の候補者を擁立しなければ多数派を形成できないことから同一政党どうしの内ゲバ型選挙になりやすい。自民と民主の何が違うのかという議論はおいておいても、同じ政党どうしで争うとどうしても有権者にとっての個別性が重んじられることから課題が矮小化しやすいし、利権や因縁に近いクレームをちらつかせる有権者が幅をきかしやすくなる。

個々の選対はそういうことでありながらも、全体像としては政党どうしの激突型の選挙になるので、各選挙区の候補者陣営で同じような労力が払われ、党首クラスの応援の引っ張り合いになり、個人票のカルタ取りみたいなことばかりに力が注がれ、システムとしては無駄が多い。それで有権者にとって何もメリットがない。

国のように小選挙区制中心の制度というのもあるが、1人区の多い埼玉県議会を見ていると、あまりほめられたことにはなっていない。

議会は政党単位で行動するのだし、ディープに地域政治に関与している人でもなければ有権者の大半も政党名で投票しているから、都議選みたいな大きな選挙は比例代表制にしたらどうかと思う。ヨーロッパの地方議会の多くは比例代表制を採用している。首長も議院内閣制を取っているところも少なくない。

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