« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009.06.30

6/30 高速道路会社はバス・トラックに遅延補償金ぐらい払え

選挙を控えて、8月に高速道路均一1000円が拡大するというニュース。
また道路会社に税金の浪費が行われる。マイカーを乗り回したツケをいったい誰が払うことになるのだろうか。道路会社の社員が、国鉄の社員のように民営化で給料が大幅に下げられた、という話を聞いたことがない。ほんとう、道路を支配する役人は恵まれている。この国の大政党がマイカーと自転車ばかり優遇し、公共交通を滅ぼそうとしている態度がよくわかる話である。高齢社会に控えた交通政策のポリシーが見られない。

本当にお金に困っている人はマイカーなど持てない。この政策、マイカーを持てる階層だけ恵む政策である。高速バスでなんとか帰省しているようなワーキングプアを最も痛めつける。賃金の切り下げに苦しむトラック運転手の賃金をさらに下げる危険性もある。

この政策が、バス・トラック業界から批判が強いからと、その他の平日でトバス・トラックの通行料を半額にするらしい。何でバス・トラックも1000円じゃないのか。公共性はどちらにあるのだろうか。環境負荷が少ないのはどちらか。高速道路が予定どおりに運行できなくなってお客さんに迷惑をかけてしまうことになっているバス・トラックには、高速道路会社は遅延補償金ぐらい払ったらどうか。

●政権寄りのプロパガンダを続ける朝のNHKは、無自覚に、喜んでいるユーザーの声だけ伝えている。安ければいい、それだけだ。道路を使わない人がそのツケを払っていることなど、何も検証しない。

●高速道路をタダにしたり、低額にしたりすれば国民が喜んで投票してくれる、などとバカなこと考えて税金を高速道路会社に垂れ流すようなバカ政党になんか投票したくない。ほとんう。

| | コメント (0)

6/29 田母神氏が核武装論を8月6日に広島で講演

彼が愛国者を自任するなら、この行為は国賊と呼ばれても仕方がないと思う。

日本の指導部の決断力のなさ、状況認識能力の無さから、戦争はずるずる延び、決断すべき人たちによって、政治判断を回避すべき天皇にその任を負わせた。
結果として、原子力爆弾による大量殺戮がアメリカによって行われた。広島や長崎の原爆の被害者は、そうした当時、日本に暮らしていた人々や外地で暮らしていた日本人の代わりに犠牲になられた方々である。広島市民は、人類未経験の苦しみを味わい、その後の後遺症にも苦しんできた。生存しても家族がなくなり、社会的に元通りの生活に戻らなかった人も多い。そしてその復旧に向けた政府の後押しはあまりにも遅れてきた。

反核運動が急進的だったのも、被害者たちのその抑圧され続けた悲しみを、辛さを、誰も具体的に救済してこなかったからだろう。

被害者である被爆者の死を追悼すべき日、同じような被害者がでないことを誓い合わなくてはならない場所で、挑戦的に核武装論を展開することは慎むべきだろう。元軍人としてリアリズムで核武装を唱えるにしても、やってはいけない一線があるはずだ。

続きを読む "6/29 田母神氏が核武装論を8月6日に広島で講演"

| | コメント (0)

2009.06.29

6/29 朝日新聞の待機児童問題の正確な認識

朝日新聞待機児童、首都圏で急増 94市区調査、共働き影響が待機児童問題に正確な事実認識をした良記事だと思う。

これまで待機児童問題は、「保育園を作れば作るほど需要を誘発する」などと、自治体が垂れ流す、入所申込みする保護者の主体性の問題にすりかえられることが多かった。そしてこれはマイノリティー問題みたいになって、地域社会の保護者どうしを分断してきた。

しかし本当の話は、もともと首都圏で専業主婦が多く保育園の整備が必要ではなかった。しかし、首都圏の専業主婦率の高さは夫の高所得によって維持されてきた特殊な現象で、ところが不景気でそれが成り立たなくなりはじめている、ということが大きい。

さらには、横浜市の背景事情に、マンション建設が行われると確実に保育所需要を呼び込むことも書かれている。景気対策で住宅取得の促進税制が実施されているが、住宅を買うと借金漬けになり、共働きを想定していない家庭まで、共働きを誘発する。賃金が上がらない今の20~30代に家を売りつけようと思えば、保育園整備は不可欠である現実をつきつけている。

自治体も国もそうしたちょっと家庭を観察すればわかりそうな、こういう構造的な問題がわからず、保育園整備もしなければ、マンション規制もせず、きれいなマンションだけ建ち並んで、個々人の生活が非常に重苦しくなっていることを、活性化などと勘違いしている。

●住宅価格が高め(所得に対して)で固定されている自分のところの自治体財政だけ考えれば、マンション建設など認めない方がいい。生活の苦しい子育て、子連れ世代がよその自治体に住んでもらうように誘導するべきだろう。朝霞市は地主たちの欲求に対応するために、土地の用途区分を緩めに設定し、次々にマンション建設を許可してしまった。人口は増えたがよかったのか、自分自身もマンション住民として、考えこむことも多い。

続きを読む "6/29 朝日新聞の待機児童問題の正確な認識"

| | コメント (0)

2009.06.27

6/26 電気自動車や燃料電池車より公共交通へ補助金を

燃料電池車、普及さっぱり…197億投入したのに台数減るという記事。

そもそも自家用車を乗り回す文化がエコでも環境でもないのに、やれ電気自動車だ、やれ燃料電池車だとやっているナンセンスがそもそもおかしい。認められるのはハイブリッド車ぐらい。

購入価格がどうしても下がらないようなものを排気ガスがないだけで奨励するようなことは、そもそもおかしい。500万円もして、ランニングコストがものすごくかかる電気自動車なんか、乗り回すためには、それなりの高所得が必要で、その高所得を支えるためには、詐欺師や口先三寸で商売している人でもなければ、エコでも環境でもロハスでもない、非常にマッチョな稼ぎ方をして環境に負荷をかけなければならない。

ほんとうに環境のことを考えるなら、個々人かクルマを乗り回すライフスタイルそのものを改めるべきで、そうであるなら、電気自動車や高速道路1000円化につぎ込んでいるお金を、公共交通の運賃補助に使うべきだ。

環境とかエコとか言って、あたらしもの好きみたいなことをしている連中が本当に頭が足りない。エコだの環境だの言って、単なる浪費を重ねているだけだ。
少し不便でも20年前の生活水準に戻る努力をし、足るを知ることが本当に環境問題の解決の道である。

●電気自動車なんて本当にナンセンスである。石油や石炭以上に放射能廃棄物の始末の悪い原子力発電を増設するしかない。それでも電気自動車がいいというなら、原発を福井の僻地や福島の僻地に押しつけるのではなく、送電ロスをなくすために、愛知県や群馬県のようなマイカー乗り回しているような地域に原発を作れ、と思う。

続きを読む "6/26 電気自動車や燃料電池車より公共交通へ補助金を"

| | コメント (0)

2009.06.25

6/25 東国原なんか無視しろよ

連日、東国原が衆院選に出るか出ないか、というニュースが続いている。

先日、古賀が頼んで断ったんだから、はいおしまい。もう終わった話だろう。無視しろよ。
終わって何日も経った話題を、マスコミ総動員で連日続けるのは、東国原を政治の台風の目にしようとするいかがわしい動きを感じる。

●橋下だの東国原だの、横浜の中田だの、ポピュリスト首長を動員して、支持政党をぶち上げる動きがある。そろいもそろって自民・公明に支持されて当選した首長たちが、どの党を支持するのかわかりやすすぎて笑っちゃう。チャラいなぁ。民主党はこんなのにふりまわされてはいけない。たんたんとたたかうべきである。

| | コメント (1)

6/25 相鉄労組がんばれ

相鉄が鉄道会社にもかかわらず鉄道会社を分社化するというわけのわからないことをするらしくて、そのことをめぐって相鉄労組がストライキを背景に会社と交渉している。

分社化とか事業譲渡とか、商売の再編がほとんど自由になって、労働組合としては、経営者の都合に合わせて会社ごと身売りされてしまうことが珍しくなくなっている。会社は仕事も賃金も変わらないと言っているが、そんなことどこまで約束できるのだろうか。

この間、分社化や事業譲渡にぎりぎりのたたかいをした労組が少なかったため、やりたい放題の状況に今回一石を投じることになる。とくに公益産業の労働組合がたたかうことは、そうでない産業の労働者にとって励みになると思う。

| | コメント (0)

2009.06.24

6/24 「公職選挙法の廃止」

市民政調選挙制度検討プロジェクトチーム「公職選挙法の廃止 さあはじめよう市民の選挙運動」という本を手に入れた。

東京生活者ネットワークや神奈川ネットワーク運動の元議員たちの他、元自治省選挙部長などの著者が、日本の公職選挙法がナンセンスであることをまとめ、公職選挙法の抜本見直しで、普通の人が参加しやすい選挙制度にすることを提言している。

これまで私のブログで主張していたこととほとんど同じ主張がまとめられてとても嬉しい気持ちである。

| | コメント (0)

6/24 「首相にしたい人」アンケート考

古賀誠が東国原宮崎県知事のところに立候補要請をしに行って、代わりに総裁候補にするように求められたことが話題になった。

これで世論調査で、首相になってほしい人にノミネートされるようになるんだろうな。嫌な気持ちである。

首相になってほしい人アンケートが政治を劣化させているように思うことがある。というのも、首相を選んだ政治的背景とか政党の力関係を全く無視して、そのときそのときの気分で国民が首相にしたらいいなぁと思う人が上位になる。実力も何も検証されない。しかも安倍晋三や、福田康夫や、麻生太郎がそうだが、そうやって首相になって何をしたかと言えば、期待感に応えるだけの制御力がなくて、最後に身勝手なことばかり言って自滅するということを繰り返している。

同様のことが野党の党首にも言える。前原氏もそうやって選ばれてきたが、最後には民主党を壊滅寸前にまで追い込んだ。

今だって知名度を使っておみやげ品の売り上げを伸ばしていること以外、何か成果が上がっているのかよくわからないで東京ばかり行っている東国原氏が首相になっても、大したことができないと思った方がいい。1年ぐらいで期待外れの幻滅感と、問題行動で退陣を余儀なくされるだろう。

もっと安定感のあるリーダーの選ばれ方ができないものなのだろうか。党首が首相になる可能性の低い政党はどこもびっくりするぐらい安定政権なのだが。

| | コメント (1)

2009.06.23

6/23 きになる2,200億円

骨太の方針で社会保障費削減をやめるかやめないかというニュースで、テロップで何度も流れた「2,200億円」と表現されていたことがとても気になる。

数字に「,」カンマを使うなら億万はつけない、億万をつけるならカンマはつけない、とどこかで習ったような気がする。億万と4桁ごとに進む日本語の数字の数え方に、3桁ごとにカンマを打つのは二重であるし無意味であるし、鬱陶しい。

それと3桁ごにとカンマを打つのは英語などの数の数え方に阿ったものだから、その考え方から言えば、「220,0億円」となるべきだろう。

ほんとう、どうでもいいことだと思うが、8桁フルに数字が入っているようなものを紹介するときに、そのおかしさがわかるはずである。

●新聞社によっては二千二百億円と表現するところもある。これまた鬱陶しいと思うが、これは日本語の読みに忠実に表現しようということで、考え方の一貫性はある。

| | コメント (0)

2009.06.22

6/22 ゼロゼロいちばん

むかしKDDのCMソング「ぜろぜろいちばんKDD」にあわせて、アメリカに電話しようとしたら札幌の人にかかってしまったという笑い話があったが、同じようなトラブルが起きている。

ドコモ新端末また不具合 「011…」国際電話と認識

間違いでなく、かからないのだから、必要な人には結構困った話だ。

続きを読む "6/22 ゼロゼロいちばん"

| | コメント (0)

2009.06.21

6/20 市議会のYes We Can

又聞きで済まないが、知人の知人が市議会を傍聴したことの報告を聞いた。

今回、議会質問に立った市議は24人中20人。嬉しいことだと思う。市の広報に入る議会だよりが実名入りで議事を紹介するようになったことが大きい。やはり議員がきちんと働くためには、情報公開と、議会側の積極的な情報発信が重要だと思うし、ベッドタウンという特殊な地域事情にどう情報公開をすすめていくのかいっそうのご努力を期待したい。

ところでその中の議員の1人が、議会質問の言葉の合間合間に「yes we can」をさしはさんだよう。見たかったなぁ、と思いながらも、朝霞市はインターネット配信もしていないため、検証しようがない。後で同じ会派の議員たちに注意されたらしくて、後日の議会で謝罪して議事録削除となったよう。

その議場での沙汰を、市民ネットの田辺市議が報告している「教育で何を問うのか?」

議事録削除というのも、事実を後から消去するようなもので、何となく私には変なような感じがする。議員による民主主義というのは、議員が議会でどういう働きをしたのか選挙の都度判断すべき制度のはず。したがって議員のありのままの姿をきちんと記録し、市民の多くが見られるようにすべきなのではないかと思う。
国会などで頻繁に議事録修正、削除をされているが、こちらはインターネット配信や、マスコミ各社の報道が行われている。地方議会のようにマスコミ報道がまともにされていないところはできるだけそのままの姿を記録にとどめるべきではないだろうか。

先日、江戸川区議会で、区が公共施設を次から次につくる計画を含めた議案に異議をとなえた議員の質問を、執行部が回答をしなかった。議員が再確認する質問をしたところ、議長が「意見と質問は違う」と封じたということがあったようだ。
そのことはおかしいと思うが、それも、インターネットで確認できる。誰からも確認できるようにしてあったことが良かったし、その議員のやっていることの正しさが後世、遅くとも選挙のときには評価されると思う。

●しかし、選挙などという失職を賭した最も厳しい選抜をくぐりぬけ、雇用の流動化を先取りした社会に生きる議員によって構成される議会と、厳しいとか何だとかありながらも非違行為や経営が傾かない限り失職がなく年功序列に近いかたちで出世する普通の企業のサラリーマンとの間で、どうしてこうも職業人としての能力に格段の差が出てくるのだろうか。雇用の流動化を盛んに主張するような人たちに検証してもらいたいと思っている。

| | コメント (0)

2009.06.20

6/19 イランの情報統制と日本でブームのインターネット規制

イラン大統領選をめぐる保守派と改革派の対立による国内混乱。報道規制が強力に行われる中で、わずかなインターネットによる情報が伝えられている。そして流れ出てきたインターネットによる情報をマスコミ各社はポジティブに紹介している。

かねてから私は、「子どもを守る」という名目で推進されているインターネットのフィルタリング規制の愚かさを指摘してきたが、フィルタリング規制の延長に、イラン政府や中国政府がやっているインターネットでの情報規制がある。

子どもがインターネット汚染されているかどうかなどはっきりわかったことではない、というそもそも論もあるが、それを肯定したところで、インターネットの情報を政府や政府の統制下にある業界団体みたいなところが規制するなどというのは、イランや中国の政府のような権限を日本の公安当局が手に入れるということだ。

その弊害をイランの混乱から学ぶべきだと思う。

●公職選挙法にしても、インターネット規制にしても、本来の目的は不正選挙の根絶だったり、お金のかかりすぎる選挙の規正だったり、いじめや麻薬売買などをやめさせる話であったはずである。
それを公選法で言えば、西側自由主義国で禁止している国などない戸別訪問やビラ配布を禁止し、インターネット規制で言えば子どもの携帯電話保持やインターネット規制をすることばっかりに力が入ってしまうのが不思議だ。
お金かけすぎた候補者を取り締まったり、買収をしている候補者を取り締まればいいこと。未成年が(もちろん成年も)ネットいじめしたり麻薬売買をしたら、加害者・犯罪者を矯正する方が本当は大事なことだろうに。
本当のことをやらず、手段ばかり封じるから、抜け穴を次から次に探して、新しいやり方を見つけてくるだけなのだ。

目的と手段を混同する、という言葉があるが、どうもモラルがらみの議論がある社会問題について、手段の規正にばっかりに目を奪われることがある。そういうのを「バカの壁」と言ったらいいのだろうか。悪いことの目的を正さない限り、無意味に息苦しくなるだけである。近代法の考え方にも合わない。

| | コメント (0)

2009.06.19

6/18 鳩山党首が税金の無駄づかい無くすって言ったってさ・・・

党首討論で、民主党の鳩山党首が税金の無駄づかいをなくすなんて大見得切ったけど、できるわけないでしょ。

ここ埼玉県の朝霞市では、19ヘクタールのほぼ自然林となった基地跡地に公務員宿舎を建設する話を、民主党系の人脈が積極的に進めている。まちの活性化だとか何だとか、無駄な公共事業を推進した理屈である。

埼玉4区の民主党の代議士は何に興味あるのかよくわからない人だが、とにかく地元の民主党系の不動産屋みたいな人たちや地方議員に反発されたくなくて、この問題はまともに取り合わない。中央で政治家たちに働きかけても、地元の代議士が反対していないもの、何もできない、という回答がほとんど。これじゃ税金の無駄づかいなんか、選挙区事情という没論理で何もできやしない。

民主党が、税金の無駄づかいをなくすということで、がんばっているのはよくわかるけど、朝霞だけで200億は軽く使われる税金に何のチェックもしていない、というのが、神経どうかしているとしか思えない。こんな政党が無駄づかいの廃止なんてできるものか、と思う。

●で跡地利用の希望調査が集約されて、その結果にびっくり。
保育所が180㎡しか申請していないのに、別になくたって誰も生活に行き詰まらない児童館が10倍以上の2500㎡も申請。結局昼間市役所に姿を見せ、ものを言える人の声が届くんだ。実質的に待機児童の多いこの街で、何が優先されて何が犠牲になっているのか典型的に物語る数字である。
また、医師会や歯科医師会に対しては、施設のバラマキに近い話になりそうだ。

●うちの選挙区の両代議士に苦言。民主党の代議士は、泥酔で大臣を辞めた中川昭一氏の主宰する議連に入って、対馬から韓国人出ていけみたいなマッチョな運動ばかりやっている。思想の自由はありますが、そんなんでいいのかね。通勤混雑とか東京メトロの混乱とか目に入らないのかな。地域政策もちゃんとやってほしい。
自民党の代議士は、離婚後300日以内に生まれた子どものこと、臓器移植法案の修正など、人権ではまじめにやるが、しかし毎日何回もブログをアップしていて、それが政策宣伝というよりは、民主党へのグチレベルの批判ばかりで、それで大丈夫なの?と思う。奮起を促したい。

| | コメント (2)

2009.06.17

6/17 ミロシェビッチの所業

最近、ようやくBSの見方がわかった。
毎晩眠れないので、ここのところNHK-BSの「ユーゴスラビア崩壊」を見ている。政治がやってはいけないこと、やるべきことがよくわかる番組である。

ユーゴスラビアは問題があっても、共産圏の中ではほんとうに様々な工夫をしている国だと思っているし、今でもチトーは本当に大変だったのだろうと思っている。

そういう人類史上、貴重な歴史を、チトー死後の政治家たちはほとんどぶちこわしにしてしまった。ミロシェビッチも、ツジマンも人類に対する犯罪をしたように思う。

ミロシェビッチは、コソボのセルビア人に旅費や食糧を与え、ユーゴ各地で民族紛争を煽り続けた。あいつは出ていけ、こいつは出ていけ、とやり続けた。権力者が国民を動員するときは要注意である。

●鹿児島県の阿久根市の市長の言動、毎年役員が交代している普通の労働組合でしかない市職員組合に対して住民を動員して出ていけと攻撃しているさまを見ると、ユーゴ崩壊のミロシェビッチの所業が重なる。

●竹原市長は市の税収の大半を市職員の給料になってしまう、と言うが、阿久根市のような高収益産業もなく高齢化に苦しむ自治体は、自主財源は少ししかない。阿久根市の決算カードを見れば、市民が納める税金は収入の20%程度しかないことがわかる。半分以上が国からの交付税や補助金である。仕方がないのである。
普通、自治体の職員給与は全予算の2割程度だから、突出しているとは言えない。阿久根は税金を市職員が持っていっているというよりも、税収が少ないだけの問題である。少ない分他の自治体より地方交付税をもらっている。地方交付税の財源は、大都市部の住民を中心に納めた税金である。
また、自治体の支出のうち公共事業が増えれば増えるほど、借金は増え、人件費の比率は下がるし、公共事業を抑制し、福祉や教育など自治体でしかできないサービスを強化すると、借金は減り、人件費比率は上昇する。

| | コメント (0)

6/17 公共放送が特定の会社や商品を紹介する問題

NHKの朝のニュース。商品紹介のニュースが続く。

新自由主義でひどい経済状態になっているこの社会で、けなげに商売して成功している、といういつものパターン。今日はボーナス商戦のニュースが2本、新商品開発が1本。

低価格の海外旅行を売っているHISは、いつもやっていることなのに、特別がんばっているような印象を与えるように紹介している。

個別の企業の宣伝記事を出すのはいかがなものか。プロジェクトXでも問題になったように、取材先との不透明な関係を生み出す温床にもなる。

●ひどい経済状態について、一定程度、その被害者のことを紹介していくのがニュース番組の務めではないか。お気楽に安い品物を売って成功をしている人もいるんです、言葉の裏に、成功しないあなたはいけないんです、そんなのでいいのかと思う。

●安倍晋三一派が、またNHKにイチャモンをつけているらしい。そんなことが影響しているようだ。今回は海老沢前会長まで安倍晋三一派に加担するようなコメントをしているらしい。

●厚生労働省の障害者団体証明書の偽造事件に関して、検察のインサイダー情報がマスコミ各社に垂れ流されている。

| | コメント (0)

2009.06.16

6/16 埼玉県の保育園庭も芝生で浪費

大阪府も東京都も埼玉県も、バカみたいに校庭・園庭の芝生化に補助金を出している。

埼玉県は保育園と幼稚園が対象だという。
はっきり言って、税金の無駄づかいである。典型的な、維持費のかかる事業そのものである。
こんなことに使うお金があるなら、さっさと保育園増やせ、と思う。

緑色であったり、透明であれば環境にやさしい、と洗脳されている人がこういう事業を評価する。
火力発電より原子力発電が環境にやさしいなんて思ってしまうように。
芝生は膨大な農薬や肥料を与え、手間暇かけて育つもの。
子どもが走り回れば枯れてしまい、園庭には全く向いていない。
泥遊びもできなくなってしまう。

日本の風土に合っているのかも疑問である。

この全国各地の強引な感じの芝生ブーム、何か裏がありそうだ。
以前、埼玉県中桜を植えていた時期があって、後にそれが当時の知事の命取りになったことを思い出す。

●上田知事が衆議院議員時代、塩味前朝霞市長に対して、公共施設の庭園整備は利権だ、汚職だと騒いで攻撃していたのに、「県内中小造園業者などへの経済波及効果」とは何なのだろうか。どうも怪しい。

続きを読む "6/16 埼玉県の保育園庭も芝生で浪費"

| | コメント (0)

6/16 新しい審議監

市議会会派市民ネットのブログで、国土交通省からやってきた30代官僚の新審議監の人となりが紹介されている。

審議監は開発規制について「事業者の、開発を規制することなど自治体にできるはずはない。」などとのたまわったらしい。
時代感覚がない。地方分権への抵抗勢力である。それが自治体で仕事している。自治体の力を無いものとして仕事するなら、審議監として不適格である。
土地や空や水が公共のものではないか、という議論が出てきて、いろいろな自治体独自の施策が取り組まれている今、市民の幸福追求権や、健康で文化的に生活する権利をとびこして、何より財産権の優位性だけ強調するところに、古い体質の官僚であるように感じざるを得ない。
他の自治体が良好な生活環境を保持するために、土地利用の規制、建設の規制に乗り出しているときに、審議監のこの言葉が乱開発を集中的に招来することを考えたらどうかと思う。

結局、国土交通省の縄張りの施策にしか興味がない人なのだろう。これは危ない。

何かとメチャクチャなことばかりする土屋の次は、利権官庁から来た役人が、市役所の職員集団のトップにいるということは不幸である。早く本庁に帰っていただきたい方になりそうである。本人のためにも。

| | コメント (0)

6/16 危なっかしい鳩山民主

民主党の鳩山党首が、2010年参院選で過半数取れば単独政権などと発言したらしい。

仮にそういう戦略があっても、今、言うべきではない。社民党、国民新党との選挙協力、共産党の援護射撃がある中で、自分たちだけ良ければいい状態にしたい、などと発言するのは不適切きわまりない。愚かなことだ。

民主党は数こそ多いもの、党内の政策決定システム、国会対策に未熟なところが目立つ。そうした判断ミスのブレーキ役はできるだけ多く用意しておいた方がいい。数さえあれば単独政権などということは、偽メール事件の対応、年金未納問題の対応、これから出てくる障害者郵便の事件を考えると、脳天気としか言いようがない。

仮に、秋までの衆議院議員選挙で政権交代が実現したあと、2010年の参院選は、民主党を中心にした政権が最もボロを出し、国民が期待はずれを実感する時期にあたる。政権担当して、これまで掲げてきた政策の矛盾が吹き出し、党内がゴタゴタし、鳩山氏の抽象言語によって支持率が低迷している可能性が高い。単独政権どころか、逆風が吹きまくる中で迎える選挙ではないか。

●先々週ぐらいから社民党の福島みずほ党首も、連立政権へ参加するのしないの騒ぎ出している。これも愚かなことである。この10年の公明党のしたたかさを見習うべきだと思う。

続きを読む "6/16 危なっかしい鳩山民主"

| | コメント (0)

2009.06.15

6/15 市内で赤ちゃんが遺棄される

市内で生まれたばかりの赤ちゃんの遺体が棄てられていた。ほんとうに悲しいことである。

●赤ちゃんの虐待や遺棄事件があると、親の責任を問う言葉が踊る。
もちろん親の責任はあると思うが、世の中必ずダメな親のもとに生まれてくる子どもはいる。親の力など千差万別・多種多様で、こうした事件にあるべき親像などを提示するのは限界がある考え方だ。
もちろん親が親にはねかえってくるだけの問題なら、親の自己責任を問いただしていくのも1つの考え方だと思うが、赤ちゃんは親を選ぶことができない以上、親だけの責任にしても埒があかない。
また、親の責任だけを問うやり方では、ダメな親自身にとってのスティグマになって、ますます問題解決から遠ざける効果もある。

赤ちゃんへの遺棄や虐待への現実的な対応は、公的機関につながったり、民の力で熊本の赤ちゃんポストがようやく対応しているが、身近な社会政策としてはまだまだ不足だ。基礎自治体の大半は自己責任を問うだけで、手に負えなくなると地域の立派な母親ネットワークみたいなところか、児童相談所かに回送するにとどまる。保護して養育する責任を回避している。
立派や親が賞賛されるだけの親学の普及だったり、政策的効果が不明確な子育て支援センターなどハコモノ造りに終始している。近年、若者への社会保障が不足している、として現金ばらまく話ばかり進んでいるが、実質的な問題解決につながることをもっともっとすべきだと思う。

続きを読む "6/15 市内で赤ちゃんが遺棄される"

| | コメント (0)

2009.06.14

6/15 聖域なき乱開発

朝霞のイイダ裏に巨大パチンコ店ができるという。古くて静かな住宅地の真ん中に。

また大きいことはいいことだ的な開発である。

「水と緑に満ちた、やすらぎと生きがいのある朝霞」が朝霞市の総合振興計画のキャッチフレーズ。
パチンコがやすらぎといえばそうだろうし、パチンコで勝つことが生きがいといえばそうかも知れないが、商店街に店がなくて、チェーンの居酒屋と、パチンコ屋しかないこの街に将来性なんか感じない、と思ってしまうのは私だけだろうか。

街の活性化とか発展とか、そういうことで開発をやればやるほど、街から商売がなくなっていく。商売やって地域社会に愛され、金儲けしている商人が少なすぎる。

目の前に朝霞市と新座市の市境がある。その切れ目から朝霞市側は、見事に13~14階建てのマンションが壁のように並んでいて、見苦しい。新座市はほとんどが5階以内、それを越える建物はときどきある程度だ。

| | コメント (0)

2009.06.12

6/11 ホンダ城下町の財政がピンチ

お隣の和光市がホンダの業績悪化で、予定納税を還付しなければならない事態に。松本新市長の最初の危機である。新市長はその危機は想定してきたことから、何とか乗り越えることと思うが、あんまり考えてこずに町内会館の建て替えみたいな話を乱発している朝霞市など大丈夫なのだろうかと考えてしまう。

もちろん朝霞市の法人税収の割合は低く、和光市ほど深刻な状況にならないが、億単位のお金がなくなることに違いはない。

朝霞市の場合本当に恐いのは、住宅価格の下落である。下落そのものは、サラリーマン階層に住宅取得を容易にするし、起業やNPOを促すにもいい。しかし、朝霞市の税収の半分が固定資産税や都市計画税など地価がらみの税金であり、じわじわ下がっていくことで、真綿がクビを絞めるように税収が落ちていく。

朝霞市は福祉や行政サービスの水準、地域商店街などの貧弱さ、地域の文化活動の弱さなどを考えると、地価や固定資産税が高すぎる実感がある。東京に近いというだけのメッキが剥がれ、地価が下がり始めることも考えられる事態である。

市役所はそれに対して、福祉利用者を締め付け問題解決型の対応をせず、一方で、基地跡地の開発や町内会館の建て替えの推進、彩夏祭の活性化など財政浪費型の町おこしばかりを続けている。市民に力がつくための財政支出ではなく、セメントにばかり財政だけが流れていく現象に不安を感じている。

続きを読む "6/11 ホンダ城下町の財政がピンチ"

| | コメント (0)

2009.06.11

6/10 東京メトロの北朝鮮的体質

東京メトロの新人事案を見る。

会長と社長の字が今どき倍角(死語)に。どんな独裁会社なんだろう、と思ってしまう。

前から東京メトロの社告のようなHPで、社長の名前だけ二倍角になっていて、どうもそれが文字ではなくて、外字かグラフィックとして作られていて、それだけが目立って、不自然に思う。

北朝鮮も、国内新聞では金正日や金日成の字だけゴシック体にしているという。こういうことをして恥ずかしくないのかと思う。

そもそも、東京メトロの株主はJRと東京都。東京都ということは東京都民の会社であるということではないか。会長と社長は自分の名前を倍角で誇示して何様かと思う。人減らしと配当金の増加ばっかりやって、結果として遅延や不正確な運行が日常化している経営者が偉そうだと思う。

| | コメント (3)

2009.06.09

6/9 投票率が低いことが各地の選管の責任でいいのか

「都議選の投票率アップ、決め手なく悩む選管」という記事。

これは選管の責任なのでしょうか。

投票率の高低は、立候補者数や、定数に対する倍率、争点の作られ方の方が大きく影響します。

面白い候補者、役に立つ主張、高い理想が掲げられて、論争ができてくれば自然と投票率は上がるもの。
あれこれと意味不明な選挙規制をやって、盆栽みたいな窮屈な候補者活動しかできない表現手段しか認めないままで、選管が行け行けいくらがんばったって限度があって、次必ず行かなきゃと思っている人が行くのを忘れないようにする程度。若い世代が投票に喜んで行くようになるとは思えないものです。

候補者各陣営の努力と、それを有権者がきちんと確かめて比べられる自由な言論の保障が投票率を上げる特効薬です。

余談ですが、投票率が選管の責任となっているから、啓発のための景品の印刷・製造費に税金が使われています。候補者にはがちがちの運動規制がさせられている一方で、明るい選挙推進委員会のメンバーが公費を使って打ち上げの研修旅行していたりするという税金の使い方の問題もあるのです。

続きを読む "6/9 投票率が低いことが各地の選管の責任でいいのか"

| | コメント (0)

2009.06.08

6/8 ニューパブリックの行き着くところがヤマギシズムもどき

同僚の報告から。主体的な働き方を提唱する運動のもとで働いている人からの相談を受けたらしく、職場の会議でみんなでキャンドルサービスしながら「染みついた(受け身の)労働者根性」を批判しあうというキョーレツな光景を語ってくれた。

あわわ。ヤマギシズムみたいだなぁ。
で、そんなことされて、自己主張しにくくされて、人件費けちられているんだろう。
政治的だなぁ。

お金をかけないで高いサービスをやたらめったら欲求したバランスの悪い市民主義はニューパブリックに活路を見いだしたが、そのいきつく果てがこういう情景なら、自由からの逃避である。中国の大躍進政策や人民裁判を笑えない。
昭和初期の「新しき村」での同様のトラブル以来、こういうことは近代につきものなのだろうか。

●政府にお金をかけない議論が大好きだが、その結果、政治は宗教団体にふりまわされ、行政サービスはこんなキャンドルサービスで洗脳するような組織に乗っ取られようとしている、と考えたらおおげさだろうか。
民主党の党首も新興宗教みたいなの大好きだしなぁ。

拝金主義というのが偉大だとわかる。

| | コメント (0)

6/7 志木市民も選挙権(の行使する機会が)なし

志木市長選挙は、泡沫候補も出ず、本当の無投票になった。

よその市のことであるし、政党政治があまり鮮明でない志木市のことなのでよくわからないことも多いのであまり詳しくは書けないが、4年に1度しかまわってこない選挙権が無くなるのは志木市民にとってどうなのだろう。政治関係者にはがんばってもらいたい。

新座市や和光市の政治は活発になっていい方向に競争原理が働いているのに、志木市と朝霞市は、地方政治に競争が働かないので、政治的には停滞が続いていると感じる。朝霞市については、さまざまな市政改革、議会改革の議論が、全国標準レベルのものにまで全然追いついていない、初歩的な議論に終始しているという感じ。

●長沼氏が若手議員で、放置自転車の部品を盗ったの盗らないの、除名だなんだと新聞の地方欄がにぎわっていた時代の雰囲気を知っているだけに、政治って居座った者が勝つという法則は否定しがたいものなんだと改めて噛みしめる。

●兵庫県の尼崎市の市議会議員選挙も終わる。詳しくはこれからだが、公明党が強いのになぜか候補者を絞り込み。全員余裕で当選。社民党も強いが、辛うじて現有議席を守るにとどまる。市長の側近的与党の虹と緑も現有議席を確保。全体的な傾向では、自民・公明以外の市長与党が微増か。
市議選直前までの争点であった、市の発注事業に適正な人件費の支払を求める公契約条例は、市長と自民・公明が反対、市長与党が賛成でねじれていた。市長与党から賛成者が脱落して、否決された。選挙後の議会でどのような動きになるのか注目したい。

続きを読む "6/7 志木市民も選挙権(の行使する機会が)なし"

| | コメント (0)

2009.06.07

6/6 民主党は鳩山家の私物にしないでください

友愛の由紀夫が、友愛をさしおいて兄弟愛に傾倒しているよう。自民党でふんばっているから邦夫さんの価値があるんだってば。

民主党に来たところで、出資者・鳩山家の論理ばかりが出てきて、うまくいかないもの。小選挙区制のもとにおける二大政党制の一翼というのは、ものすごく公的な存在。兄弟愛の道具にされてはたまらない。

続きを読む "6/6 民主党は鳩山家の私物にしないでください"

| | コメント (0)

2009.06.04

6/4 基礎的な科学への認識のないのに科学捜査に依存する裁判官をどうするべきか

足利事件がほぼ冤罪であったことがはっきりしてきた。

警察や検察が罪をでっち上げるということは、よく言われているし、何とかしようということは法の世界ではいつも語られる話である。

問題は、科学的な作業を1つ踏めばケリがつくことを、再審請求を4回にわたって拒否した最高裁である。DNA鑑定のような科学的証明というのは、同じ手続きをふめば同じ結果がでるべきものである。それを門前から拒否して、犯罪者だと断定し続けてきたのだから、当時の最高裁の裁判官たちは、科学ということの原則がわからずに科学に依存して人を裁いている、能力欠格者たちだったのではないか。

弾劾裁判所はこういう事案を扱えないが、私は法改正して、あまりにもひどい冤罪では、判決を下した裁判官を弾劾できるようにすべきだと思う。

| | コメント (0)

2009.06.02

6/2 政治的にやられたのだから政治的にやり返せ

高速道路均一1000円のおかげで、JR西日本の運賃収入が激減。特に福岡~新山口間の新幹線が良くないらしい。

福岡支社長は、「影響は大きいが、鉄道の良さ、新幹線の高速性を分かってもらう努力をする」などとしおらしいことを言っているが、政治的にやられたのだから政治的にやり返さなくてはダメなんじゃないか。
経済活動への政治介入による被害を、自分たちの努力のせいにすると、また新自由主義の皮をかぶったコネクション社会にいる人間たちに好き放題に会社をダメにされると思う。

●権丈善一センセが、民主党の年金政策の誤りを指摘しているが、そこに至った過程についてよく理解されているようで、理論派と武闘派が争ったようだが武闘派が勝ってしまった、とまとめている。
どうして武闘派が勝つかというと、

ここでサービス生産者と消費者の間の情報の非対称性がある職業のひとつとして政治家の行動モデルに触れますと、わたくしは彼ら政治家の行動については、努力総量を制約条件として得票数を極大化するという得票数極大化モデル考えていったりするわけなんですね。まぁ、これまでいろいろと変わったことばかり考えてきたのですけど、そこで私が言うのは、彼ら政治家の競争が激しくなると、政治家は政策を勉強するよりもライバルのスキャンダルを探してはネガティブキャンペーンを張ることに奔走する。つまり、競争という1つの言葉の中に、良い競争と悪い競争がどうもあるぞと、しかも努力投入をして、その努力投入効率性のいい方向にどうも行くというのが実態ではないのか。(権丈善一「勿凝学問125 民主党山本孝史さんと民主党の年金戦略 山本さんのご冥福を祈る」より)

まぁ、武闘派の連中たちが一時、党を支配して、山本孝史や石毛えい子などのまともな政策論ができる人を無視して、スキャンダルと粗雑な改革をふりかざしたわけで、その犠牲者が故永田寿康だったのかも知れない。岡田氏の中心的な支援者がその武闘派の残骸ということが、岡田氏の出世を妨げていると思う。

続きを読む "6/2 政治的にやられたのだから政治的にやり返せ"

| | コメント (0)

6/2 おむつ替えは女だけの仕事か

NHKの「おはよう日本」で、JR東日本のエキナカをヨイショする報道がされて、女性を応援する、みたいな趣旨で、化粧ルームとトイレとおむつ替えコーナーの設置を紹介していた。

エキナカについては、土地税制の抜け穴を使って、鉄道施設に対する税の減免で不動産賃貸業をする、ちょっとズルな商業施設なんだということは大昔にこのブログで指摘した。今回はそのことを置いておいて。

男性より時間がかかるし、化粧目的で利用する人もいて、女性トイレが混雑しがちで、何とかしようという趣旨だから、化粧ルームとトイレは女のためということはよいとして、おむつ替えは女だけの作業ではないだろうに・・・。

こういうときに、子育てするいたいけない女性を支える企業みたいな紹介のされ方をすることがもっとも腹立たしい。

このニュースを作った人物は、おむつ替え=女という固定観念があって、男はおむつ替えなんかしないと思いこんでいるのだろう。ディレクターとか、チェックすべき人もみんなそういう感覚で疑問も差し挟まなかった。NHKという会社はそういうところなのだろうか。

感覚的なことからで申し訳ないが、女性が商業など中心に、土日勤務のある産業で働く比率が高いのではないか。夫が休日の土日、男が子守りして女の人が働くということが珍しくない。マンション乱立で少子化などどこ吹く風のこの地域では、男が赤ちゃん連れで外出していることも珍しくない。そういう時代になっている。
しかし、女性トイレにしかおむつ替えコーナーがない商業施設とか、公共施設が多い。私もそれで苦しめられてきた体験から、女のためだけにおむつ替えコーナーを整備することに非常に腹立たしい思いだ。

NHKに以下のメールを送った。

JR東日本の駅ナカの紹介についてです。

女性のため、ということで化粧ルーム、トイレと紹介して、おむつ替えコーナーを紹介しています。
化粧ルームとトイレについては、慢性的な女性トイレの混雑緩和という目的ですから、女性だけ取り出して紹介するのは理解できます。
しかし、おむつ替えコーナーは子連れの男も使う場所ではありませんか。もし駅ナカのおむつ替えコーナーが女しか使えないのであれば、「まだ女性にだけ整備されていません」と問題だと指摘すべきですし、男の人も使えれば、女の人のためのサービスなどと誤った報道をすべきではないと思います。
どちらにしても、子育て=女という偏ったものの見方で取材が行われたと言うことで、報道姿勢を改めるようお願いいたします。

| | コメント (0)

2009.06.01

6/1 田舎の改革派政治家のむきだしの乱暴さ

鹿児島県の阿久根市の問題市長が再選された。
早速、職員の労働組合を敵視する政策を始め、プロパガンダに終始している。田舎の我流の改革派は質が悪いと思う。郷原徳の賊なり、という感じだ。テレビ評論家の言う時流に乗って、俗説でスケープゴートを行っている。権力むき出しで、公正な社会ルールみたいなことかわかっていないようだ。

法律で認められた職員団体は、そのメンバーシップを市職員に限定している。その職員団体の事務所が庁舎内にあってはならないなどと問題市長は言っている。家賃がさして高くない地方都市の、市役所の地下室を貸すことすらムダだなどと言えば、それは労働組合活動への妨害である。
その上、問題市長は、市職員組合や自治労に対して、背任組織などと言いがかりをつけている。これは、名誉毀損に当たるのではないか。

●阿久根市の問題市長の改革は、改革して何をしたいのかという理念が見られない。単に、市役所へのルサンチマンを職員集団である市職員組合にぶつけているだけである。それが阿久根市の未来にいい影響を与える展望が見られない。ご愁傷様である。
夕張市ではないが、このままいって市職員の給料を半分に減らすようなことをすれば優秀な人材から先に市役所から人がいなくなるのではないか。

続きを読む "6/1 田舎の改革派政治家のむきだしの乱暴さ"

| | コメント (5)

6/1 民主党機関紙を良くする方法

民主党の機関紙の水準が低い。機関紙には民主党の問題点を体現している。

選挙運動(法律用語では政治活動)の記事しかない。8面中、3面が選挙準備活動をしている衆議院議員候補の活動ばかり。したがって内容がどれもこれも同じ。全然面白くない。話の流れもワンパターン。どこで、いつ、どの議員が集会して、何人集まり、応援に党幹部が入り、政権交代の重要性(あるいは官僚主権の脱却)を訴えた、というオチが3面にわたり延々続く。ダメな労組機関紙の文章の書き方そのまま。
つまらな文章を付けるぐらいなら、候補者の顔写真をずらっと毎回並べた方がまだ使いでがある。
余談だが、女性ばかりの集会と言って、男しか写っていない写真もある。選挙が終わったら、秘書を集めて、広報の研修やった方がいい。

データや政策の解説は貧弱。あっても商業紙で入手できる水準の情報にとどまる。もちろん支持者や党員を啓発するような記事はごく稀にしかない。

国会審議の報告も、本会議と予算委員会など花形委員会のみ。マニアックな努力をしている委員会の活動などはほとんど知る由もない。

これを読んで、党員、支持者として何がメリットがあるのか全く伝わらない。伝わってくるのは、ごちゃごちゃ考えず、現場は選挙さえやっていればいいんです、というメッセージ。現場がごちゃごちゃ考えてばかりいて支持者を広げないSM党みたいなのもどうかと思うしその反省がこの党のつくりだと思うが、ちょっと手抜きし過ぎじゃないかと思う。

●他党の機関紙は面白い面白くないはあるが、民主党よりしっかりしている。
自民党や社民党には、政治的な教養を培うような記事まである。政策の啓発も書かれている。党の考え方と違う意見まで紹介されることもある。社会新報は、政治家の紹介でも、つまらない政治集会の報告ではなくて、政治家がどんな人物なのか、どんなことを考えている人なのか、読み物的に紹介することもある。
公明新聞は党としての功績がきちんと書かれていて、何のために支持するのか、支持者には明確に伝わってくる。
赤旗はほとんど商業紙に近い努力を払っている。党の重要な事業だから、力はいるのも仕方ないか。

| | コメント (0)

6/1 朝霞市議会が議事を全面公開へ

朝霞市議会で継続審議として宙づりになっていた請願「朝霞市議会の会議公開の件」が5月29日の6月議会から実現し、これまで非公開であった全員協議会や会派代表者会議などが原則公開され始めた。

議員を何人減らすとか、賞与を減らすことよりも、有権者である市民の目が行き届く議会にしていくことが、自治体の政治改革の基礎的な課題である。

小山市議のブログでの報告

●今回となったタイミングについてはいろいろ考えられる。
基地跡地利用について、朝霞市として、国への利用計画の提出などが終わったり、市長選挙も終わり、市としての基地跡地に関する重要な判断が一通り過ぎた後。議会としてもめる大きな議案が無くなったことから、今になって進んだということも言える。総額400億円にものぼる基地跡地利用のための支出がともなう議論が公開され、市民に判断されるべきであったと思う。全面公開のもっと早い判断がされていたらよかったのではないかと思う。

●全面公開となっても、日中、市議会を傍聴できるのは退職者や専業主婦など特定の市民に限られ、ベッドタウンとしての街の情報公開としてはまだ課題が残る。さらに本会議、委員会、法定となった全員協議会までは、所沢市などで行われているような、インターネット上での記録動画の公開まで進むことを期待する。

| | コメント (0)

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »