6/4 基礎的な科学への認識のないのに科学捜査に依存する裁判官をどうするべきか
足利事件がほぼ冤罪であったことがはっきりしてきた。
警察や検察が罪をでっち上げるということは、よく言われているし、何とかしようということは法の世界ではいつも語られる話である。
問題は、科学的な作業を1つ踏めばケリがつくことを、再審請求を4回にわたって拒否した最高裁である。DNA鑑定のような科学的証明というのは、同じ手続きをふめば同じ結果がでるべきものである。それを門前から拒否して、犯罪者だと断定し続けてきたのだから、当時の最高裁の裁判官たちは、科学ということの原則がわからずに科学に依存して人を裁いている、能力欠格者たちだったのではないか。
弾劾裁判所はこういう事案を扱えないが、私は法改正して、あまりにもひどい冤罪では、判決を下した裁判官を弾劾できるようにすべきだと思う。
| 固定リンク
コメント