6/16 新しい審議監
市議会会派市民ネットのブログで、国土交通省からやってきた30代官僚の新審議監の人となりが紹介されている。
審議監は開発規制について「事業者の、開発を規制することなど自治体にできるはずはない。」などとのたまわったらしい。
時代感覚がない。地方分権への抵抗勢力である。それが自治体で仕事している。自治体の力を無いものとして仕事するなら、審議監として不適格である。
土地や空や水が公共のものではないか、という議論が出てきて、いろいろな自治体独自の施策が取り組まれている今、市民の幸福追求権や、健康で文化的に生活する権利をとびこして、何より財産権の優位性だけ強調するところに、古い体質の官僚であるように感じざるを得ない。
他の自治体が良好な生活環境を保持するために、土地利用の規制、建設の規制に乗り出しているときに、審議監のこの言葉が乱開発を集中的に招来することを考えたらどうかと思う。
結局、国土交通省の縄張りの施策にしか興味がない人なのだろう。これは危ない。
何かとメチャクチャなことばかりする土屋の次は、利権官庁から来た役人が、市役所の職員集団のトップにいるということは不幸である。早く本庁に帰っていただきたい方になりそうである。本人のためにも。
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