6/16 埼玉県の保育園庭も芝生で浪費
大阪府も東京都も埼玉県も、バカみたいに校庭・園庭の芝生化に補助金を出している。
埼玉県は保育園と幼稚園が対象だという。
はっきり言って、税金の無駄づかいである。典型的な、維持費のかかる事業そのものである。
こんなことに使うお金があるなら、さっさと保育園増やせ、と思う。
緑色であったり、透明であれば環境にやさしい、と洗脳されている人がこういう事業を評価する。
火力発電より原子力発電が環境にやさしいなんて思ってしまうように。
芝生は膨大な農薬や肥料を与え、手間暇かけて育つもの。
子どもが走り回れば枯れてしまい、園庭には全く向いていない。
泥遊びもできなくなってしまう。
日本の風土に合っているのかも疑問である。
この全国各地の強引な感じの芝生ブーム、何か裏がありそうだ。
以前、埼玉県中桜を植えていた時期があって、後にそれが当時の知事の命取りになったことを思い出す。
●上田知事が衆議院議員時代、塩味前朝霞市長に対して、公共施設の庭園整備は利権だ、汚職だと騒いで攻撃していたのに、「県内中小造園業者などへの経済波及効果」とは何なのだろうか。どうも怪しい。
私立幼稚園 保育所園庭 県が芝生化資金助成へ 2009年6月16日東京
県は県内私立幼稚園・保育所の園庭の芝生化を支援する助成制度を始める方針を決めた。ヒートアイランド対策や幼児期から緑と触れ合うことによる情操教育の推進などが狙いで、本年度は全体の約3分の1に当たる300カ所の芝生化を予定している。これほどの規模で園庭芝生化を進める試みは全国的に珍しいという。
県によると、県内私立幼稚園・保育所は現在、983カ所ある。六月補正予算案に1億8000万円余を計上し、100平方メートル以上の園庭を持つ幼稚園・保育所に対し、芝生化資金として60万円を上限に助成する。標準的な工事の場合、60万円で約200平方メートルの芝生化が可能という。
緑の再生に力を入れる県は、芝生化によって身近な緑を増やすことや園児らのけがを減らす効果に加え、芝生生産者や県内中小造園業者などへの経済波及効果にも期待を寄せる。
県は来年度以降、残る683カ所の私立幼稚園・保育所の芝生化を検討するほか、市町村立幼稚園・保育所にも同様の取り組みを進めてもらうことにしている。 (萩原誠)
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