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2009.05.06

5/6 しつこいけども高速道1000円問題・トラックドライバーは泣いている

高速道路大渋滞。1000円問題についてNHK19時と21時のニュースの取り上げ方が対称的。

19時には、マイカーを乗り回し、善政に喜ぶ庶民を取り上げるスタイル。政府のやったことは善政だったという評価だろう。

21時には、逆に渋滞に泣くトラックドライバーが取り上げられていた。岡山→東京が3日かかったという。700キロぐらいの距離を48時間で走ったわけで、時速20キロにもならない。ママチャリを飛ばしたぐらいのスピードである。しかもトラックドライバーがぼやくのは「われわれは1000円はなりませんから」と吐いて棄てるような言葉。ゴールデンウィーク返上で働いているのに、道楽でマイカーを使っている人に取り囲まれて、渋滞で仕事がままならない、そんなことの静かな怒りを感じた。

調べてみると確かに大型車は割引対象外で、高速バスなんかも渋滞で遅延させられて、かつ割引対象外ということである。

なんだか割り切れない。
この国の政策決定の価値観をあらわすようなものである。モラルや民族主義的な高説を垂れるのに、個人の欲望を刺激することに何のためらいもない。必死にゴールデンウィークで働いている人がどんなになっても気にもかけない一方、道楽でマイカーを乗り回すことを奨励する。労働とか、生産とか、ダサくて、忌避すべきものなのだろう。もっと金融業者みたいに効率的に稼いで、ゴールデンウィークはマイカーにでも籠もっていろ、とでも言いたいのだろう。
環境重視とか、グリーンニューディールなんて言っているけども、結局、そんなものである。

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