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2009.05.03

5/3 1000円の高速道路を使い倒す前に渋滞で浪費する自分の人件費を計算しよう

いくら高速道路が1000円だからと、77キロもの渋滞に突進していくことが賢いのだろうか。自分たちの人件費がもったいないと考えたことがないのかと思う。ガソリンを浪費するようなことにしか楽しみを見出せないのだろうか。

そういうことは私的な感情はともかく、本当に腹立たしいのは、今回通行料を1000円におまけしてくれたのは高速道路会社ではないということ。差額は政府が税金や埋蔵金、赤字国債から高速道路会社に払う。このことがあまりにも知られていない。政府の景気対策として行われる、ということはそういうこと。政治が民営会社に我慢を強いて政策実現をするようなことは、日本ではあまりない。

そうして、高速道路会社は77キロの渋滞を尻目にぼろもうけをしたということ。いまや民間企業だから、増収分が役員がどんな報酬になろうと、利権的な子会社に発注として流れようとも、メスが入ることはない。

日ごろ税金の無駄遣いをなくさなければ増税を認めないなんて言っている国民が、今回、渋滞に参加することで無駄遣いに加担したということになる。道楽で旅行したことにどうして税金の補填がされなくてはならないのだろうか。

●こんなことして、本当に経済効果があったのだろうか。
高速道路会社と石油会社が儲かったのは間違いないが、JR、地方バス会社などは減収。どっちを富ませて、どっちを貧しくする方が経済効果があるのかと考えるべきだろう。高額報酬の道路会社の役職員や、石油会社の社員を喜ばせて、平均的賃金かそれ以下の公共交通従事者を苦しませたら、消費はどのような動きになるのだろうか。

●民主党は自民党のこの政策を批判していたが、民主党も高速道路無料化を選挙公約にしている。
そうした高速道路利用料を軽減・免除するような施策の結果としてある今回のこの沙汰をどう見るのだろうか。党内には環境問題をライフワークに捉えている議員も多い。そういう人たちがこのようなガソリン浪費促進政策をどのように捉えているのか聞いてみたい。

●右派の変な教育評論家みたいになるのであんまりこういうことを言いたくはないが、バブルくらいからだろうか。
週末に、家族単位でマイカーで旅行する雰囲気が出てきたが、あれが人間の社会性を著しく落としているように思う。計画立てて行動しない、時間を気にしない、車の中でのひきこもり家族としかいない、看板の大きな店や、旅行ガイドに掲載されるような店しか行かない、など、何か問題のように思う。中学校のときの担任がこのことで嘆いていた。

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