5/1 家の南側に13階建てマンション
家の南側の、細い路地の中に建設中のマンションがある。周囲は2階建ての住宅が並んでいるいい裏路地の雰囲気を残しているところにだ。
これまで、細い路地に面しているからせいぜい5~8階建てだろうとたかをくくっていたら、今日入っていた新聞折り込み広告で13階建てであることが判明。道路計画があれば、面している路地に似つかわしくない高層マンションが建てられるらしい。
リゾンの規格型のマンションも、基地跡地の公務員宿舎も、何もかも朝霞は13階建て。ちょっとした通りがあればみんな規制が緩くなっていて、通りに面して屏風のように13階建てのマンションが並ぶ。
うちの近くも新座市から朝霞市に入った途端、マンションが5階建てから13階建てになる。和光市から入っても2階建ての住宅街から13階建てのペンシルマンションが林立する。
あまり美しくない街である。
そういう規制しかしないこのまちの都市計画に、うるおいだのにぎわいだの、空虚な言葉が並んでいるねぇ、と法政大学の五十嵐敬喜教授は揶揄していただいたが、家の間近でこんなことを実感するとは思わなかった。
マンションで一儲けする連中たちがやりたい放題だからこの街は。そして商売人たちは商工会を通じて市政を牛耳っていて、商工会やJCを通じて我慢が美徳のような教育理念を定着させようとしている。何だかあほらしくて笑うしかない。どっちが我慢してもらいたいものか。
しかし、こうしてマンションが建て続けられて、次々に子どもを抱えた人が入ってくる。保育園はないわ、小学校は偏在しているわで、どうするつもりなんだろうか。悪いけどこのマンション買って、共働きで子育てしたら、ほんとう泣きを見るから。近所に保育所1つないですから。文句言っても市役所は日本語を理解する能力ないし、公共事業系の部署がエリートコースで、福祉や保育なんか、バカにしているから。
●最近、和光市を歩く。一戸建て中心の都市計画にしてあり、ほどよくぽつんぽつんと8階程度のマンションがある。あのくらいのマンションの比率がいい。
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