3/26 理想の上司がしっくりこない
「理想の男性上司はイチロー、女性は真矢みきさん」
理想の上司・・・という記事を見て、その選ばれた人の名前を見るたびに、日本に政策中心で選挙が行われることはほんとうに難しいなぁ、と思う。
もちろんそこで出てくる人々は万人が認める立派な業績を作った人たちである。しかし過去には上司として素晴らしい人とは思えない人も少なくない。プレイヤーとして素晴らしくても、自分を管理し、自分に指示を下し、自分を評価する人物がどうあるべきか、そういう観点があまりにもなさすぎる。トップセールスはトップセールスでいた方が輝いていることも多い。
それは政治家の評価でも、職場などでの人事話なんかにも忌憚無く反映される。ダンディーで格好いい営業マンが前評判でエリートコースの部署の上司になってみたらとんでもないただの浪費家だったり、首相としてふさわしいなんて付和雷同して首相に選んだら、とんでもないあほで政局が迷走したり。
政治の世界では、安倍コール、鳩山コール、前原コール、麻生コールみんなそうである。どういうわけかマスコミがテレビの露出を異様に増やし、首相にしたい人というアンケートを作り、首相や党首になるが、能力が追いついていなくて、惨憺たる支持率になって、痛々しく退陣していく。
そう考えると、今の首相がダメなんじゃなくて、今の首相をつくってしまった世論や国民の感性や判断力の問題ではないかと思ったりもする。
●そういう中で、汚職があっても何があっても、一定の支持率を維持している小沢一郎は大したものではないかと思ったりする。あまり、近づきたくない偉い人だと思うが。
理想の男性上司はイチロー、女性は真矢みきさん
明治安田生命保険が26日発表した新入社員を対象とする「理想の上司」調査で、男性は米大リーグ・マリナーズのイチロー、女性は女優の真矢みきさんが、それぞれ初の1位に選ばれた。
世界中に改革のリーダー像を印象付けたオバマ米大統領も6位に入った。
イチローは「実力があり頼もしい」として支持を集め、昨年の5位からトップに駆け上った。ワールド・ベースボール・クラシックで発揮された統率力も評価されたようだ。3年連続1位だった野球解説者の古田敦也さんは9位だった。
真矢さんはドラマでの上司役の姿などから「姉御肌」のイメージが好感され、昨年の5位から急浮上。昨年まで2年連続でトップだった女優の篠原涼子さんは3位に後退した。
調査は2月23日~3月1日、インターネットで今春就職予定の男女を対象に実施、994人から回答を得た。
(2009年3月26日18時55分 読売新聞)
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