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2009.03.25

3/25 マッチョ・偽装新自由主義の4都県知事そろいぶみになるか

金賛汀「将軍様の錬金術」(新潮新書)を読む。

北に国籍を持つ在日朝鮮人が本国にどのようにお金を寄付させられ、やがてはそれが在日朝鮮人の銀行であった全国各地の朝銀信用組合の経営破綻になったか、ということをきちんと追いかけている。朝銀を守ろうとしてがんばって、朝鮮総連の活動家組織に左遷されたりする人もいたというような話も出てくる。独裁体制の中で、日本という土地という特別な条件があってもがんばって正しいことを通そうとした人がいたことに勇気をもらう。

●千葉県知事選挙で森田健作氏が優勢だという。もし森田氏が通れば、首都圏4都県の知事はどれも似たような困った人たちだなぁ、と思ったりする。没個性というか。4人とも、マッチョで、新自由主義で、でも自分たちの縄張りは土着(南欧型)ケインズ主義で。改革派のように見えて、とても古い体質を持っていたり。パフォーマンスばっかり、選挙参謀が三浦博史というのも共通した現象。
議員じゃなくて首長を選ぶんだから、と、千葉県民の良識に期待したい。
とまともな首長選挙もたたかえなかった朝霞市民に言う資格ないか。

●NHKの予算を審議する委員会の番組を見ていたら、土井亨とかいう議員の質問、俗論ばっかり。その前の秋葉賢也議員の質問もいかがかと思うところもあったが、それより質が低い。独立採算のNHKがどうしてこんな質の低い議論によって運営されなくてはならないのだろうか。NHKが民間企業的経営をしようとする中での不祥事(プロジェクトXの疑惑など)はどう捉えるのだろうか。

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