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2009.03.18

3/18 和光市議会議員の松本武洋さんが市長選に立候補表明

和光市の市議会議員で、このブログにも過去コメントをいただいた松本武洋さんが市長選挙に立候補する。

経済政策のイデオロギーは相当隔たりがあったが、お互い議論やさまざまな仕事の協力を重ねる中で、この朝霞・志木・新座・和光の地域に関する問題点や課題、取り組むべきことについて、共通の点が多いことが確認できているし、この地域では最も信頼している政治家である。財政についても、「オオカミが来るぞ」型の非科学的な緊縮財政論ではなく、持続可能な地域社会の維持のためという観点での財政規律を求めている立場である。市長としての見識や行動力、人脈の力は折り紙を付けたいと思っている。

これまで朝霞のいくつかの立場の市民運動をされている人に紹介したこともあるが、紹介した方々には情報力や物事に対する観点が非常にすぐれているという評価をしている(そのことが本人に伝えられているかわからないが)。

残念なことは議会人でなくなること。今、和光市議会は議会改革に取り組んでいる。今年に入り、松本さんは議会運営委員会の委員長という議会改革をジャッジできるポストが手に入った。そういう意味では惜しいが、松本さんは議会改革だけが専門分野ではない。和光市議会がこの地域のパイロットケースになるので、少し惜しい気がするが、松本さんでない人に託されることになろう。

●力の裏付けのある権力を持っていて、国籍や文化、言語などによって国民を一定囲い込める中央政府が積極的財政政策をする余地はあるというところで私と松本さんの経済政策の違いはある。しかし、自治体の場合、住民の転出入が自由で、市民を囲い込めないことから、財政規律は一定求められる。その観点から、松本さんと私との政策に対する感覚の違いが生じないのだと思う。おかれた生活環境や、世代的なものも、おそらく同じ課題を感じやすいところにいるのだろう。

●かえすがえすも、適齢と時代感覚を備えた松本さんのような人材を育てて来ずに、古い左翼市議のジャッジによりかかって市長批判をしてきた朝霞市の限界を感じる。

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