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2009.03.14

3/14 テレビ局がストライキ

TBSの労組がストライキに入り、アナウンサーが画面から消えたというニュース(デイリースポーツ)。

小泉改革全盛期なら、高給取りのテレビ局の職員が云々と批判されたと思うが、今は是非が半々ぐらいではないか。

私はテレビ局の職員は確かに高給取りだと批判してきたが、それは経営問題。
テレビ局の労働組合がストライキやることについては好意的に受け止めたい。世界同時不況でテレビのスポンサーは総崩れとなっている中、地デジ化が引き金を引いて、テレビは急速に斜陽産業になっていくのではないかと思う中で、今たたかっておかないと、後退戦で労組の発言力はほとんどなくなると思う。

2005年の小泉劇場で指摘されたが、小泉構造改革以降、貧乏で忙しい人にとっての唯一の手軽な娯楽になってきているテレビで、かつそういう視聴者のニーズに合わせた番組を作ってきたテレビが、高額な有線放送を引くか、地デジ対応の高いテレビに買い換えなくては見られないものになれば、テレビ全体の視聴率が低下することが大きく下がらざるを得ない。

今でさえ、番組制作費の削減で、ニュースも娯楽も制作費のかからない芸能人ばかり並べた即席番組ばかり→視聴率の低下→スポンサー離れ→制作費のかからない番組へのシフト、の悪循環を辿っている。民放の危機は目の前にある。

●ストライキの妥当性に、テレビ局の公益性云々する意見もあるかと思うが、今の民放テレビにきわだった公益性があるとは思いにくい。
ニュース番組がショー化して、バラエティー番組になっている(昔の金曜ステーションのようにバラエティーに特化してくれればまた違う面白みがあるが)。
冷静に価値判断を入れずに伝えるニュース番組やドキュメント番組は少ない。みのもんたに特徴的に現れているが、ニュースの素材に感情的な価値観をまぜこぜにして、スケープゴートにしたり、ヨイショしたりしているだけである。視聴者の自由な判断を尊重していない。
何だかんだ言ってみてもテレビは娯楽である。娯楽産業の労働者がストライキやっていけないなどという論理はありえない。

スト決行!TBSからアナ消えた
3月14日9時37分配信 デイリースポーツ


 TBSのニュース、情報番組に出演しているレギュラーのアナウンサー陣が13日、一斉に番組から姿を消す事態が起こった。TBSの労働組合が同日正午からストライキを行ったためで、組合員であるアナウンサーらも番組への出演を取りやめた。アナウンサーがストのため出演を見合わせるのは、他局を含めてもここ10年ほど例はなく、異例の事態だ。
  ◇  ◇
 「木村郁美アナウンサーは、今日はお休みです」。フリーの福沢朗キャスターが「ピンポン」でこう説明したのを皮切りに、午後から夜にかけて、人気アナウンサーの“欠席”が相次いだ。
 TBS広報によれば、今回のストは春闘の会社側の一次回答に対するもので、13日正午から深夜0時までの時限スト。このため「ピンポン!」のほか「2時っチャオ!」「イブニング・ファイブ」「ニュース23」などの生放送で組合員アナが不在となり、代わりに管理職アナウンサーや外部キャスターが穴を埋めた。また、番組内容も多少変えてしのいだという。
 TBSの労働組合は、TBSとTBSテレビ社員からなるユニオン制で、管理職以外は全員加入する。スト自体は正当な権利だが、ストライキによって番組に影響が出るのは極めてまれ。NHKを含めた他局でも、ここ10年は行われた例がない。TBSによれば「自分がストに入るか入らないかはそれぞれの判断」というが「除外申請」をすれば業務を行うことも可能という。
 TBSのストライキ決行を知った各局も驚きを隠せない。民放局員は「かなり昔はあったみたいだけど、最近はストが成立したことがない」「すごいね。ウチは組合が弱いからそんなことは起きたことがない」「伝説として聞いたことはあるが…」と、口々に驚きのコメント。NHK職員も「かなり昔はありましたが、画面上影響が出るようなことはここのところはないですね」と話した。
 各番組では「○○アナは休み」という事実だけを冒頭で知らせ、理由の説明は行われなかったため、TBSに問い合わせた視聴者もあった。


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