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2009.03.11

3/11 朝のNHKニュースが危険

ここ数日のNHKの朝のニュースがここのところイデオロギー的だ。

北朝鮮関連報道がトップで異様に長い。アメリカの議会の無名の人の証言まで取り上げている。
経済ニュースは、不況の下でもがんばっている経営者がいるという、「一億火の玉」、「自力更生」の思想の普及か、日本の底力がいかに強いかの自己宣伝のみ。そもそもの総需要の不足について何も言及なし。
結構、大きなニュースであるはずの雇用保険の国会審議での与野党対立の報道は30秒で終わり。
漆間官房副長官や麻生首相の、西松建設献金の捜査に関わる発言に関する報道は抹殺されている。

一昨日は、定額給付金に市議会として反対決議をした宇治市を取り上げ、民主党と共産党がいかに早期支給を妨害したか、10分近くにわたって宣伝していた。一自治体の給付の遅れなど、どうでもいいことではないか。地方自治による議会の判断に難癖つけてどうするんだ、という気がしている。

事実を並べているが、事実の重要度をねじ曲げることで、イデオロギーに染まった報道がされている。

この雰囲気、安倍政権のときの19時のニュースとのりが似ている。多分、ニュース報道の内容を決定する人が異動してきたのだろう。他の時間帯のNHKニュースと比べても、民放のニュースの報道順位と比べても違和感がある。ニュース番組は、編集長の名前を公開すべきではないかと思う。

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