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2009.02.28

2/27 富岡市長候補のマニフェストを検証する

現職の市長候補のマニフェストを検証してみる。

公約1.子育てにやさしいまちづくり
家庭や子育てに夢を持ち、こどもたちがのびのび生き活きと育つまち朝霞を実現します
●乳幼児医療費無料化の拡大
●学校トイレの計画的な整備改修
●センター児童館の整備
●栄町給食センターの自校親子方式の整備改修

〈私の考え〉乳幼児医療費無料化の拡大は先日批判しました。内容はハコモノばっかり。本当に必要なのは職員たちのスキルだが、児童福祉や教育をサポートする正規職員は異動ばっかり気にしてスキルが無く、内規のためにこまぎれ労働を強いられスキルが蓄積できない臨時職員、非常勤職員に依存しています。
施設整備にしても、学童保育や保育所は待ったなしです。子育てでいま目詰まり起こしているのは、せっかく朝霞にマンションを買ったり、借りたりして引っ越してきた親子たちが、学童保育、保育所が足りなくて生活に苦しんでいること。学童保育は児童福祉担当の幹部職員が市長の側近に増設を提案したところ突っ返したなんて噂もあったりします。
2.お年寄り・障害者にやさしいまちづくり
福祉やサービスや医療、バリアフリーやユニバーサルデザインなど、居心地のよい生き活きとした、安心できるまち朝霞を実現します。
●高齢者バス共通カード事業の実施
●朝霞駅南口エレベーターの設置
●育みバーチャルセンターの設置
●障害者就労支援センターの設置
●授産施設の増設
●朝霞駅南口駅前通りのアメニティーロード化
●団塊世代の生きがい応援のためのシニア活動センターの設置

〈私の考え〉地域福祉計画の推進に関わって、ほんとうに市役所全体の姿勢を疑っている分野です。就労支援センターは、障害者自立支援法実施で不可欠なもので、ほんとうなら昨年からなくてはならなかったものです。
授産施設の増設は、障害者自立支援法で、国が就労にシフトさせるために授産施設への補助金を切っている中で、市として持ち出しを積極的に出してやる、ということでしょうか。そうであるなら評価できますが、その裏付けがはっきり伝わってきません。
駅前通りの整備を福祉の一環として捉えたことは評価しますが、これまたハコモノ事業で道路特定財源頼みです。もはや商売やる気がなくて、家賃収入をあてこんだ不在地主だらけの商店街をどう活性化しようというのでしようか。
エレベータの設置ですが、一周遅れの政策です。朝霞駅南口のバブリーな整備なんかより優先度が高かったはずですが今日まで放置されてきました。朝霞台駅もそうですが、和光市や新座市に比べて、駅周辺のエレベーター整備が遅れています。
高齢者バス共通カードは、バス路線の整備と運行本数の確保があってからの話です。人口同規模の大分県別府市や浦安市に比べて、バス路線網の目が粗くて、本数も1時間に1本とか、2時間に1本という路線も多くて、バスのタダ券をばらまいても、住民格差が広がるだけです。
育みバーチャルセンターというのが意味不明です。霞を食うようなイメージです。
3.心地よく過ごせるやさしいまちづくり
市民が生きがいと将来に夢を持った、心地よく生き活きと過ごせるまち朝霞を実現します。
●花火のあがる総合公園の整備
●休日・夜間診療所(医科・歯科)の整備
●女性センターの整備
●朝霞台駅南口駅前広場の整備改修
●NPO団体支援制度の創設
●浜崎ふれあい公園の整備
●シンボルロードの整備
●朝霞第四小学校跡地の有効活用の検討
●公共施設の修繕計画の検討
●市民センターの月曜休館の廃止
●体育館・テニスコートなどの体育施設の月曜休館の廃止

〈私の考え〉目的がそんなに大きくないハコモノ事業が多すぎます。ハコモノだけで、公園、女性センター、朝霞台駅南口、浜崎ふれあい公園、シンボルロード、第四小学校跡地と半分以上です。
女性センターも女性が集まって女性らしさを磨くような場所ではだめです。税金でやるのですから、DVや児童虐待の保護ができ、そうした被害者の駆け込みができるような場所になる必要があります。
朝霞台駅南口は危機感があります。また朝霞駅周辺の開発のようなバブリーなものになるのではないかという杞憂と、駅前ロータリーを大きくすることによって、朝霞駅南口のようにバス停が遠くにやられて、マイカーで送迎される人ばかり優遇されるようなことが起きはしないかと思います。
新聞で、富岡市長が市職員だったときに彩夏祭を担当していたことが大きく紹介されていましたが、市役所というのは祭の事務局みたいに思っているのでしょうか、優先度がそんなに高くもない、花火公園、シンボルロードそんなことが目立ちます。
公共施設の修繕計画がないというのは驚きです。鉄筋コンクリート建築は少なくとも60年は維持できますが、修繕計画があってこそです。基地跡地利用整備計画に辻褄合わせるために、修繕していないからと、基地跡地にあれこれ移設する話を進めるのでしょうか。本末転倒なことにならなければいいと思います。
公共施設の月曜休館の廃止は結構なことですが、それにふさわしい職員配置をし、そういう日に働く職員の賃金を買いたたくようなことはやめましょう。
なお、体育館や市民センターなど、月曜日に開いていないからと生活に支障のない公共施設が毎日開館されるなら、もっと切実な認可保育所や学童保育の開所時間を拡大し、土曜も休日も開けてもらいたいものです。サービス産業で働く人たちには、もはや土日必ず休めるなどという保障はないのです。そういう市民が税金を何十年もきっちり源泉徴収で払ってくれているのです。

●前回のも今回のも、富岡市長のマニフェストを読んでも、朝霞市をこういうまちにしたい、という柱になるような考え方がよくわからないでいます。タカ派県議として有名だったという政治家としての出自がはっきりしないでいます。
財政的な観点や、ハコモノ公共事業に傾斜しているところなどは、おそれおおくも改革派市長でもないし、福祉政策に弱いことからも福祉自治体をめざす立場でもないようです。
この事業をすべて推進すると、市の債務残高は、基地跡地利用計画の200億という債務増加に上乗せして、100億円の単位で積み上がっていくことだと思います。ホンダからの税収の落ち込み、固定資産税の長期低落傾向などをあわせて、4年後の市長選挙の課題が、財政再建にならなければいいと思います。
また、この4年推進、推進で強引に突っ走ってきた基地跡地利用について、計画を強行したことに反対する市民と和解し、市民を統合していくことが政治家として必要なのでしょうが、その視点でメッセージはありませんでした。

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2/27 田村市長候補の選挙公報を検証する

現職市長に対抗する田村候補の選挙公報の内容を検証する。マニフェストは手に入らなかったため。

改革 朝霞市の夜明け
一、NHKの受信料、市が一括払い
一、市長の報酬51%カット
市役所職員の人員、給料等をカット
一、小、中学校に能力別学級の編制を
一、健康管理
慢性の膝痛等を8割を無料で改善する
腎臓、糖尿、喘息等を改善し、健康人間に
一、特別会計を廃止し財政を一本化
一、悪い事をした者に厳しい条例を
一、米軍基地跡の公園化反対
一千万人入る納骨堂の建立を
多目的利用施設の計画
市営住宅1000戸建設

〈私のご意見〉朝霞市の職員数を他の自治体と比べたことがあるのでしょうか。同じような人口構造の都市で分類した同一の類似団体では最低で、これ以上、市役所職員を減らしてどうするのかと思います。
DVや児童虐待、生活保護、保育所職員、保健師など困った人のために働いている職員を減らして浮いたお金で、テレビを見なかったからって死にもしなければ失業もしないのに、NHK受信料を市が払うなんて、変じゃないかと思うところです。

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2009.02.27

2/27 自治体が地元製品を買うとWTO違反?

読売新聞 地元製優先やり過ぎ注意、自治体のWTO違反懸念…国が文書

自治体が地元企業に仕事を発注して、それがWTO違反などと、アメリカ商工会議所や規制改革会議からあれこれ言われる前に、経済産業省が心配するのは余計なおせっかいではないか。

経済産業省は、分権のタテマエのある自治体に口を出す前に、自らが管轄の製造業などが、愛社精神などを利用して従業員に自社製品以外の購入機会を奪い、労働者に公正な購入機会を奪っていることの問題をどう考えているのか。

一方、自治体による地元からの購入ということで、業者選定の過程が不透明な契約や、政策目的が不明確なままバラマキのような補助金をつけて地元企業の製品を支援しているような事例もあって、そういう政治力による家父長制的な地元経済支援のあり方を考え直すべきときにあると思う。

市民も企業もまちの中での運命共同体である地方都市ならともかく、少なくとも東京と経済圏が一体化している埼玉県南部のようなところで、自治体発注事業の地元企業優先などやると、特定の業種以外は、市内に1社か2社しかない、という事態になりかねず、事実上の随意契約になってしまう。優遇した企業が成長していつまでも市内にとどまって、儲けを市民に還元してくれる保障もない。

地元優先をする場合があってもよい。しかしそれは、技術や品質が一定水準以上保障され、価格のつり上げや、汚職になるようなことがないよう、業者選定の公正なルールづくりが必要となるだろう。

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2009.02.25

2/25 白票を投票することはマイナスの効果

帰宅したところ、駅前で「市長選に白票を投票しよう」という運動が行われていた。基地跡地の開発の反対運動をやっている市民の一部がやっている。

改めて白票投票運動がどうしてダメか説明したい。

第一に、無意味だからだ。白票投じても、候補者の中から1位の者が当選するため、結果は同じだからだ。

第二に、基地跡地のことは選挙で信を問えなかったなら、政治問題から取り下げて、行政の問題に戻すべきだ。可能なことは、基地跡地の開発ができないような社会的条件を整えながら、市役所には、開発するな、とお願いしていくしかない。白票など投票して下手に抵抗した痕跡をつくることは得策ではない。

第三に、市長陣営も前回の投票率の低さを恥じており、今回投票率を上げることが目標でもある。それをみすみす白票を投じることで、投票率を上げてどうするつもりだろうか。よほどのことがなければ、白票が現職市長票を上回ることはありえず、下手に投票率が上がっている中で、市長が信任されるかたちができてしまう。

●投票率を上げようという意図では市長陣営と一致しており、市長信任を高める別働隊ではないかと思う。

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2009.02.24

2/24 小児医療費窓口無料化が功績かね

家族が子どもの保育園のお迎えに行ったら、現職市長の選挙カーが近寄ってきて、乳幼児医療無料化・窓口払いの廃止を功績として宣伝していったらしい。

うーん。そんな無料化より、保育園を思うように通える近所になく、市営のは閉まるのも早いのが、最も大きな労力的、精神的、経済的損失なんだけどもね。

医療だけ見ても、うちはこの無料化で迷惑している。子は慢性的な病気のため、定期的に病院に行かなくてはならないのに、無料化されて以降、軽症の人で診療所に人があふれ、職場を半日以上休まないと行けなくなった。そのことによる賃金での実損は、4000円近くになる。無料化でトクしたように思うが、もっと大きな損をしている。

医師もじっくり診察できなくなっていると思うし、患者も薬だけ処方してもらうように行くことが増えた。
また、子どもにとっても、伝染病のシーズンには、診療所が伝染病を軽症の子にうつす場になっているのではないか。

もちろん、医療費がかかる重い慢性疾患や、医療費の自己負担が健康を害する低所得者には窓口無料化は必要だと思うが、ある程度所得がある人には、わずかでも自己負担を入れておくべきではないか。マイカー買ったり、宝くじ買うようなお金があるなら、だ。誰でも彼でも無料化は朝霞市の小児医療のコンビニ化を促したと言えるのではないか。

※医療のコンビニ化を批判する論調が多いが、そういうマスコミで誰でも小児医療費窓口無料化の問題を取り上げないのはおかしい。むしろ賞賛したりして、本質を見ていないと思う。

そしてこの窓口無料は上限があり、高額医療負担に対する配慮や、無保険者の子に対する配慮はない。元気に病院に通う子を甘やかしていると言わざるを得ない面もある。

タダにしてやるからありがたいと思え、そういう市政が本当に嫌な感じだと思う。

●昨日の摩訶不思議な市長候補者の選挙運動が、今朝も行われていた。
運動員がてんでばらばらに候補者の名前を大声で連呼して、マニフェストを配布している。誰も演説はしていない。これは連呼行為として法律で区別されており、街頭演説ではない。

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2/24 従業員個人の賃金をバラす愚かな市長

これはひどすぎる、という事件。

鹿児島県の阿久根市長が、全職員の給料をHPで公開した。
がちがちの給与条例主義で、公務員の賃金は自治体条例から推定できる。

いくら公務員を市民が管理しなくてはならない、という国民主権の原理があっても、ルールがきちんとしていればいいのであって、公務員個々人には、全人格公務員ということではなく、労働者という一面もあるので、個々人の生活のふところの中身まで公開する必要はあるとは思えない。
総額人件費については、市の予算書でも管理していて、そこで把握して、額の多少を議論すればいい。補足する資料も、総務省の指導で各自治体で公開している。
そういうことの勉強もして政策化せず、文化大革命のように政治闘争化させるのは、不勉強としか言いようがない。

こうして個々の従業員の懐を公開するバカな社長がいるかとも思う。
まともな人材が寄りつかず、近隣市に逃げてしまうことを考えられないのだろうか。
とくに阿久根市は新幹線が開通後、地理的に不利な条件となった市である。

●阿久根市長は、半分以上が大企業並みの賃金をもらっていると批判しているが、大企業の部長がそんな水準だろうか。大企業の部長なら、1000万円を超えるだろう。地方の中堅企業の部長ぐらいではないか。

こうして公務員賃金を批判の矢面に立たせれば、公務員は、貧乏なふりをして浪費を戒め、貯金にせっせと励むようになる。そのことが地域経済にどういう影響を与えるか考えるべきだろう。

地域経済が崩壊している中で、数少ない真水の消費をしているのが公務員ではないか。もちろんその消費の先をできるだけ地元の企業や商店を使え、というのが、市長の仕事ではないだろうか。

この市長の特別職公務員としての能力を疑ってしまう。

●どうせこういう市長は民間の感覚とか言って当選するんだろうけども、民間の優秀な社長は、高い給料や労働条件を誇示して自慢して優秀な従業員を集め、低い給料・労働条件をうまくごまかして人材を流失しないようにするものではないか。

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2009.02.23

2/23 世にも不思議な光景

不思議な風景を見た。

街頭演説会の標旗を掲げながら、街頭演説をしていない。それでいてマニフェストを配布していた。あたりにスピーカーはない。地声で演説するのかと思えば、候補者は目の前、物陰からぬっとビラを渡された。びっくりである。

おそらく別のところで街宣車が回っているのだろう。ばれなきゃいいのかね。
そこで配布されたものは、違法ビラとなるのではないか。
白を黒といいくるめるこうした脱法行為を平気でやっていられるところに、この候補者の本質が見えるように思う。

●連合埼玉が現職市長を推薦したらしい。
一地方組織にあれこれ言うのもどうかとは思うが、サラリーマン出身でもなければ、サラリーマンのためになる政策をしているわけでもなく、どちらかと言えば、サラリーマンの将来負担を重くしたり、なけなしのサラリーマンのための福祉政策を軽視するような候補者をどうして応援するのかと思う。朝霞市にいると住民税だけばっちり取られて、なんだかわからないなぁ、というのが実感である。
どうせ、現職が勝つのだから、応援して変な関わりを持たない方がいいと思うのだが。きっと次の衆議院選挙がらみの動きだろう。

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2/23 大分市議選、野党系大躍進

大分市議選の投開票が昨日あり、野党系が大躍進した。

46議席中、野党系では19人、社民党公認4、社民党推薦無所属1、民主党4、社民党系無所属3、民主党系無所属1、連合民間労組系無所属6が当選。共産党のどちらかを味方につければ半数を制することができる。一方、自民党は17、保守系の無所属を取り込んでも20どまり。

ついついどこかのまちの選挙と比較してしまう。

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2009.02.22

2/22 和光市が税収8億円減

東京新聞の記事から、和光市が税収9億円減で5億円に。半分以下へ。8億減ったホンダの影響が大きいという。

朝霞市も法人税の多くはホンダに依存。1月10日に開いたシンポジウムでも、ホンダとマンションバブルによる固定資産税に依存した税収構造に警鐘を鳴らした。

ホンダの関係者には申し訳ないが、先進国では飽和市場となった自動車産業は、今後、リストラなき業績回復はありえないと思う。それがホンダにも影響するのか、国内のメーカーにも影響するのか、欧米の特定のメーカーだけが潰れて解決するのかはわからないが、少なくとも、自動車メーカーが自治体に莫大な税金を払うほどの利益は、今後しばらく期待できない。
またマンションも同様である。売れ残り物件が目立ち始めている。固定資産税の評価額が上がるなんてことはないから、朝霞市の税収の半分近くを占める、固定資産税と都市計画税もじわじわ減ることになる。

しかし、朝霞市がマンションの乱開発を認め、その住人たちが高齢化していけば、なおのこと基礎的市民サービスの経費はかかる一方である。また教育費が首都圏最低レベル、という報道も出てしまって(計算ミスで最低ではない、と打ち消しに躍起になっているようだが、それでも底辺にあるということ。そういう姑息な言い訳をして取り繕い、ブランドばかり気にするところが富岡市政の悪いところだ)、お金をかけてやらなきゃいけない基礎的サービスはまだまだ未整備である。

そういう環境のなか、基礎的市民サービスと無縁であり、行政効果も不透明な基地跡地の業務系用地の開発などは打ちきるべき状況だと思う。市の中枢部門は、いつまでそんなボロ計画に拘って市政運営しているのか、と思う。

●記事には、和光市の野木市長が再選をめざして立候補する、という。長年、民主党県議出身の野木市長を支えた上田系の神風代議士、神杉県議は、野木市長をかなぐり棄てて、かつての自民党系元市長の一族にいる柳下市議を擁立するらしい。朝霞市では、その人脈が塩味前市長を些細な汚職で叩き始めたときも同じような話だったような感じが。4区の民主党は、理念も経緯も不透明なみこしの落とし方をする。
この他、前回市議にトップ当選し、財政と地方自治の専門家でもある松本武洋さんも、和光市長選挙に立候補する決意をされたようである。若くて理念があって新しい時代の感覚を持ち合わせている候補を選択肢の中に入れることができて、和光市がうらやましいと思う。

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2/22 朝霞市のHPから、こんなので家庭児童相談室は運営できるのか

児童虐待などの対応を市町村であたる、家庭児童相談室の職員で、非正規労働者が集まる会議に出てきた。

ほとんどが労働組合に入っておらず、賃金改善や労働条件の改善のニーズが高い。仕事はちゃらんぽらんでなければ夕方以降や土日が多い。にもかかわらず残業手当も出ないという話しもあった。

セーフティーネットの最前線で、暴れん坊の市民を相手に体を張って仕事をしているのに、とんでもない劣悪な条件である。

●朝霞市のホームページを見たら、家庭児童相談室の職員を募集している。
9:30~16:00しか勤務時間がない。残業手当支給が明示されていないことから、夕方、夜間の対応はしない職員のようだ。交通費がなく社会保険も各自加入(雇用者負担はしない)と、丸裸の労働条件。体を張って仕事をする人に対して、こんな条件で集めて、家庭児童相談室は機能するのだろうか。
だいたい、児童虐待などの困難事例の対応に、うちのまちの正規職員は何をやっているのだろうか。

●余談で、朝霞市のホームページで、とうとう不勉強の出来の協働指針が決定したと報じられて、パブリックコメントのやりとりを読むと、噴飯物である。聞かれたことに、きちんと回答する能力すらない、としか思えないような回答ばかりである。

たとえば・・・
提出されたある市民のパブリックコメント
(5)市民の定義として「公共的な視点に立って自発的に行動しようとする人」などという定義は、ギリシャ・ローマ帝国の身分制社会の市民定義ではないでしょうか。近代社会の市民は市民にそうした内面的なものに対する差別を認めていないはずです。こうした勝手な解釈は、自由を唱った日本国憲法第13条に反するものではないでしょうか。

朝霞市の回答
・「市民」の定義については、協働指針の趣旨に照らし、市内に住所を有している方々のみではなく、「市内に在住・在勤・在学されており、公共的な視点に立って自発的に行動しようとする人々」としております。

まったくかみ合っていない。同義反復で、意見を克服できる証明がされていない。

市民参加が流行しはじめたときに、市民がいかに崇高な立場にあるかということを、市民運動の側が力説するためによく使われた「自発的に行動しようとする市民」という言葉への疑義を提出した意見。90年代前半にこういういやらしい言い方が流行したなぁ。私もおおむね同感するところ。

しかしこれに対する朝霞市の回答が回答になっていない。市民を分断するかしないか聞いているのだから、今のいいまわしのままでも分断することにはならないし憲法違反にもならない、と言うか、確かにおかしな言い方だから改めます、というのがパブリックコメントを回答する基礎的能力というものだろう。

ちなみに「自発的」だの「意識の高い」だの「意志ある」だの、協働をする対象の市民に変な修飾を付けるのは、90年代前半まで。その後は、バリアフリーの運動あたりから当事者主権という考え方が出てきた。よかれと思ってやった行政サービスによって人権侵害が行われないように、当事者やその周辺の支援者の参加による意志決定が必要だから市民参加が必要だ、という考え方にシフトしていって、変な修飾は消えていった。例えば道路建設予定地に住む住民がどんなに意欲の低い人であっても、自発性のない人でも、道路計画によって人生や生活が変わってしまう人なのだから、計画策定に文句ぐらい言う権利はあるだろう、計画変更を求める権利ぐらいはあるだろう、ということ。障害者福祉の政策について、自発的かどうかは関係なく、少なくとも障害者と障害者を支援する様々な人たちは、それについて意見を言ってよい、ということ。

「自発的」「意識の高まった」などの有権者を分断するような市民への表現は消滅していきますが、未だにそういう言葉を使うにこだわっている朝霞市役所の中枢部門のレベルの質は問題だろうと思う。

このまちの市役所は妄想の中で生きているんでしょう。

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2/22 日教組批判が始まれば政権末期

政権担当者による日教組批判が始まると、政権は崩壊寸前だということは、安倍晋三内閣などでも経験しているが、まさに今回そう。

麻生首相が、日教組を標的にし、民主党批判をしている。そういう被害妄想が「政権担当能力がない」、ということなのだ。あと教育の力を使えば世の中変えるためには何でもできる、という誇大妄想も。

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2009.02.21

1/22 現職批判派が自滅した朝霞市長選挙

あすから朝霞市長選挙。いろいろ今の市政に問題あるのに、対抗馬を立てられなかったことはほんとうに情けない。

問題提起する側が、メンツ争いで、自滅したことが大きい。口のききかたのわからないベテラン市議、市民運動の主導権争いにうつつを抜かす一部市民、そこに問題があったと思う。現職市長に白紙委任状を渡したようなものである。その白紙委任状を手に、現職市長は、基地跡地の乱開発や、学童保育の整備や保育所の整備をないがしろにして前に進んでいくのだろう。選挙をなめていたとしか思えない。

いい迷惑なのは、30代40代、これから朝霞市に毎年何十万も市民税を払っていく市民である。その世代には今回のことで大きな幻滅を与えたのではないかと思う。事実、私の周囲で何人かが、このような顛末になって、サークル活動みたいなことは続けるけども、朝霞の公的なことに首突っ込むことは二度としたくない、と言っている。そういう思いにさせた人たちには真剣に反省してもらいたい。

そういう事態にたちいたったことには真剣な総括が必要だし、そのことを誤魔化して通れば、もう自治能力を取り返すチャンスは4年たっても8年たってもないと言わざるを得ない。そうであるなら、近隣市や23区に信託統治してもらった方がいいと思う。その自滅した側が、白票投票しようなどと言うバカな動きがあって、呆れかえるったらありゃしない。中途半端な異議申し立てするなら、現職市長を批判して、きちんと立候補しろ、と思う。

行政サービスの質、法の支配にのっとった行政、持続可能な開発、そういう観点からは、全く持って今の朝霞市に問題だらけで、しかし対抗する市民の側の不出来もあり、情けないまま迎える市長選挙である。

新住民にとって、朝霞市が朝霞市であることに何か意味があるのだろうか。仕事も買い物も、飲み歩くのも、朝霞市に何か意義を見いだしているのだろうか。仕事もしたくない不動産屋もどきの地域の有力者の意向しか聞かない市政に何かお墨付きを与える意味があるのだろうか。

●この間、JCで公開討論会をしようという動きがあって、今日の18時から開かれた。
このブログでは、今の朝霞地区JCのイデオロギー過剰に批判をしてきたが、今回、公開討論会で窓口になってやっていた方は、イデオロキーでないところで動いていて、真剣にまじめだった。それなのに、現職市長に対抗する側がそのことの期待に添ってきちんと公開討論会に出る人を用意できなかったことは申し訳ない思いをしている。住民自治の基本は、自治体選挙にある。そのことをちゃらんぽらんに考えるのなら、いつまでたっても、ろくな自治体にはならないと思う。

●ここのところ、朝霞駅が不便になったと痛感する。以前は、朝霞駅に停まる準急の本数も多く、急行には必ず接続の各駅停車があったが、副都心線開通後の滅茶苦茶ダイヤで、パターンがなくて覚えにくいダイヤになった挙げ句、急行の増便のひきかえに準急は減便され、それだけならまだ我慢できるが、増便した急行に、和光市や成増で接続する各駅停車がないことも多く、池袋から各駅停車乗っても結局同じ電車になる、とか、和光市で接続する電車を待ったら、結局後の準急だったり、ということが増えて、乗車チャンスが減った。
乗車チャンスが減ったということは、以前の所要時間に、電車の待ち時間が増えたということ。
こういう冷遇を、今の市役所は東武鉄道や東京メトロに抗議したら要請したりもしない。朝霞市民の半分が東京に出て働いていて、住民税として市税収入の4割を担っている人のことを直視できない市役所なのである。

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2009.02.18

1/18 西武新宿線も共通定期券発行へ

西武新宿線が便利な共通定期券を発行することになったようだ。高田馬場で山手線乗り換えの乗客が、西武新宿駅も利用できるものだ。

ニーズはよくわかる。山手線に乗り換える定期券を持っている人が、新宿で途中下車して買い物したり飲んだりして、西武新宿線で帰宅しようとすると、わざわざ新宿駅まで戻って、山手線乗って乗り換えなくてはならない。眼の前にある西武新宿駅から乗ると、1駅分追加料金を請求されるからだ。

だんだんこういう定期券が増えていくことになるだろう。
相変わらず、ルート外使用を認めず、かたくなに安くはない追加料金を取り続けている、東上線・西武池袋線・東京メトロ有楽町線は困ったものだ。

●有楽町線、いつも和光市始発が発車時間になってもホームに入ってこないことはたびたび書いてきた。今も相変わらずで発車時刻の1分遅れで始発電車がホームに入れば上出来だ。
で、その始発電車が発車すると車掌がアナウンスで平謝りしている。
ところが途中の駅から、「お客様混雑のため」ということになって謝っている。責任転嫁して、お客様のせいにするな、と思う。

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2009.02.17

1/17 長妻昭を正面から批判する野村修也

年金問題で、長妻昭が問題なんだと正面から言う人物が出た。中央大の野村修也法科大学院教授。

年金管理のずさんさを浮き彫りにし、社会保障が政治にとって重要なものだと理解させた長妻昭の功績はあるが、一方で、社会保障の年金を損得の預金みたいな理解をさせてきた長妻氏のプロパガンダは、年金改革をおかしくしてきた面が否めない。基礎年金をどうするか、という最も根本的なところの議論が膠着状態になっているのも、長妻氏のやり方の問題ではないかと思う。

サヨク気取りの人に長妻を高く評価する人が多い。しかし彼の公的年金への追及の果てに、公的年金をどうするか、という行き着く先は、公的年金の再建ではなく、老後の自己責任しかないのではないか。それはサヨクの目指す社会とは思えない。

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2009.02.16

2/16 北朝鮮報道が15分も続くと思ったら

朝のNHKニュースが北朝鮮報道(15分)と、早寝早起き朝ご飯(10分)という、安倍晋三的報道に埋め尽くされていた。こういうときには、政権や自民党に何か大きなトラブルが起きてそれを塗り隠そうとしているのだな、と思ったら、やっぱりというか、中川昭一が酔っぱらって記者会見に臨んだという話。

中川昭一は、安倍晋三とともに、NHKの従軍慰安婦報道にケチをつけたと言われる仲間。

●村上春樹氏がイスラエルで文学賞を受賞し、そのコメントが高い評価を受けている。本当は村上氏のような発言が政治家から出てこなくてはならないはず。麻生も安倍も中川も、それなりの才能はあったとしても、世の中動かすような言葉が、こういう危機のときに繰り出せないというのは、今日の政治家に教養がないのかも知れない。

●中川昭一氏に同情するとすれば、ライバルが踏まれても死なない鈴木宗男だということではないか。親父の政治的バイタリティーは鈴木宗男が受け継いで、中川氏は長男という正当性で政界進出した。中川氏にいろいろ能力があったとしても、常に選挙区では宗男と比べられて、それはそれで結構ストレスだったのではないかと思う。

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2009.02.14

2/14 詳しく議論が報じられる市議会の議論

市の広報で丁寧に議会の議論が掲載されている。やはり実名を出すようになると、努力した議員はアピールしたくなるから、それだけ分量も多くなるし、わかりやすい議論に心がけるようになる。2007年11月までとは大違いで、議会に緊張感が出てきたからだと思う。

ケースワーカーを増員せよという共産党の堀内議員の説明から、朝霞市でも生活保護申請者が急増している状況が読みとれる。
公明党の利根川議員が、公共工事の適性価格での入札に踏み込んでいるが、専ら人為的な価格維持の観点の議論しかなく、もったいない。総合入札方式などに踏み込めば斬新なかたちになっていったのではないかと思う。
市民ネットの藤井議員は、市の職員が少なすぎるのではないかという問題提起をし、非正規職員の待遇改善についてただした。市の答弁は法令遵守しているというだけでなっていない。法令遵守する水準だけではワーキングプアを創造してしまうという問題に触れていない。
公明党の篠原議員は、朝霞駅南口に設置されるエレベーターが電車の始発終電にあわせて利用できるようになっているかどうか質している。これは結構見落とされていて、新座市が管理している志木駅南口のエレベーターは22時で終わってしまって、階段を使えない人は深夜に駅を利用できない。いい質問であり、市としてもその方向で働きかけをすることを答弁している。
明政会の須田議員は、黒目川の堤防に距離を示す看板を付けよという質問。市は前向きに答弁。こういうのこそ、JCに参加している資産家たちがお金出し合ってやればいいんじゃないの?と思う。
進政会の高橋議員は、保育所の整備を言ってくれている。うちの革新系が保育所の課題に保育料の高低とか古典的な対応しかできていないので、ありがたい質問である。深刻な問題を抱えている学童保育まで踏み込んでくれたらほんとうにありがたい。
共産党の石川議員は、周産期医療の整備について質問している。切実な問題だが、朝霞市として何も対応できないことだろう。地域医療政策がないことが問題である。福祉ですらすらすらと解決できない市役所が、より専門的な知識が求められ、同業者の結束が強い医療の問題に、対応能力があるとは思えない。

●問題は、議案や請願の賛否に個々の議員がどのように対応したのか把握できないことだ。早急な情報の公開を求めたい。

●広報の後段で、指定管理者の更改状況が報告されている。
公募によらない委託では、産業文化センターの商工会委託がひっかかる。商工会は、市議会の明政会や上田清司氏を頂点とする人脈に密接な関係があり、市議の数名が顧問などに名前を連ねる。産業文化センターへの委託のみなら政治的問題もないが、中に入っている図書館まで含めた運営委託の話が水面下にある。守秘義務や知的自由に関わる図書館の受託は、今の商工会の政治的な位置からは問題があるだろう。

●また、シルバー人材センターへの委託が多いのも気になる。職業安定法などによって業務丸ごと包括的な委託をシルバー人材センターには禁止しているが、地区センターや駐輪場が包括的な業務ではないのだろうか。そもそもシルバー人材センターは、ご近所の植木の選定や、保育園の子どもの送迎など、ボランティア的な仕事を、高齢者の人材活用する機能として認められ、労働基本権を制限したり、年金を生活の糧とすることで低報酬も認めていることから、他の企業・団体に対する委託と同等に扱うことは問題ではないか。
以前に、このブログで冷笑の対象として紹介したが、清瀬で元赤軍派の塩見孝也がシルバー人材センター経由で市の駐輪場で働いており、そこで労働問題があると声を大にして言っているような事例もある、ということを指摘しておきたい。

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2/13 にわか仕立てのケインジアンの電気自動車振興

この間まで、したり顔して新自由主義的な立場で議論していたのに、にわか仕立てのケインジアンが跳梁跋扈していて、腹が立つ。

その1つが、電気自動車推進論者である。曰く、クリーンだ、曰く経済成長だという。そして税金をむしりとってマイカーを買わせようとしている。

しかし本当に環境によいのだろうか。電気の電源が自然エネルギーでない限り、やはりどこかで石油か原子力を燃やして発電しているわけで、送電ロスや充電池のロスなどを考えると、電気自動車が環境にいいわけがない。都会の喘息問題を解決する程度の意味しかない。しかしそのツケは発電所のあるまちに集中してぬぐうだけである。社会全体での環境効果について、きちんとした説明を受けたことがない。

どうも貧乏人に縁がなくなりつつあるマイカー取得に税金を使うことがどうなのか、私には疑問である。本当に環境のことを考えるなら、公共交通が便利な都会ではマイカーを持たない、そういう生き方ができるようにしていくことが本当の環境対策であるし、公共交通機関を通じた雇用創出になる。

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2009.02.03

2/3 就活のバカヤローを読む

「就活のバカヤロー」を読む。

就職なんて、そこそこにやっていれば、と思ってきた世代から見ると、今のように、3年生ぐらいからスーツ着て走り回るような時代は、なんだか違和感だらけだなぁ、なんて思ったら、面白そうだから読め、というので読んだ。

「納豆のようなねばり強い」「ここでリクルートスーツを脱いで帰ります」、イタイ自己分析、イタイ自己紹介、笑わせてくれる。

人事担当者は災難だ。面接は学芸会じゃねぇ。

●イタイ自己紹介というのが、某政党の若手議員に多いなぁなんて思ったりする。無意味な過去の実績の強調なんかも多い。留学帰りとか帰国子女というプロフィールに弱いというのもダメ採用らしいが、政経塾出身か秘書出身か、たまにいる労組出身以外は、ほとんど留学帰りというのも、この党の若手議員の特徴だ。留学先の卒業を偽装した人もいたっけ。
そう思ったら今朝、駅でビラ配りしていた政治家がいて、就活のバカヤローにバカヤローって怒鳴られそうなプロフィールが書かれていた。北関東のe(i)県議会のドンと選挙でたたかったなんて、埼玉4区の自称都会人たちには関係ないんじゃないかと思う。地元の市議や政治関係者の中には「何やっているんだかわからない先生」という評価もある。
党を出し抜いて、国会質疑で立川の長島議員と自衛隊のソマリア派遣を誘い込んだ自慢話でも書いて、有権者に信を問うてほしいところだ。

●昨年、採用者の説明会の説明要員として出させていただいた。会社説明会が、悪評立てられたくないばかりに会社のアピールの場になってしまって、と「就活のバカヤロー」が嘆いていたけども、やっぱりそう思うし、そう振る舞った。
私の場合、悪評立てられないように、というより、就職や転職をするような世代の若い人が前向きに労働組合のことを聞こうとしている場で、労働組合というのはこんなに意義のある仕事です、ということを話せるというのは、めったにないチャンス。他では労働組合のことなんか、困ってもいない若い人に話しても、サヨク運動の一種、で切り捨てられてしまうのが現実。政治系の若者には、労働組合について固定観念ばっかりで話すだけムダと思うこともある。
結果、うちの試験を受けて落ちても、うちの試験受けなくても、そのことを思い出して、どこかで労働運動をやる機会がこの若い人たちにあればなぁ、と願って話したようなところもある。

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2009.02.02

2/2 国会議員の数や報酬を叩き売りするなかれ

国会に何をさせるのか、どういう政治的役割をもってもらうのか、基本的な議論がないまま、バナナの叩き売りみたいに国会議員の定数削減や、報酬削減を言う自民党は、政党として自爆行為だと思う。

それでいったい税金がどれだけ節約できるのか。報酬や政党交付金など下手に減らせば、後ろぐらい献金に手を付けるリスクは高まることや、二世三世しか政治家になれない、などの副作用をどう考えているのだろうか。また、当然、献金依存の政治は、金持ちの味方でしか動かない体質になる。
見返りもなしに、大量の献金を用意できる人などそうそういない。報酬や政党交付金を削減すれば、裏側で、節約された税金よりもっと多額の税金が、政治家に還流するように無駄づかいされるようになるだけである。

自民党のこうした公約は、そうした時代に逆戻りすることを公約しているようなものだと、宣言しているようなものだと心得た方がいい。

まぁ、そんなバナナの叩き売りで民主党寄りの時代の流れを変えられるとは思わない。よっぽど大きな民主党のスキャンダルが起きるか、あるいは、民主党に政権を渡して、チェック政党としてどれだけ能力をきちんと挙げられるかということでしか、自民党への追い風は戻ってこないように思う。幸か不幸か、比例代表並立制のおかげで、3桁後半はいくら自民党でも確保できるだろう。それくらいは踏みとどまる。
逆説的だが、一日も早く自民党が政権を明け渡すことができれば、一日も早く自民党に政権が戻ってくるのではないか。野党になって結束していられるか、自民党の本当の能力を有権者は試そうとしているのだと思う。

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2009.02.01

2/1 朝霞市長選挙は不発へ

Sdscn0481問題の多い朝霞市政を問い直す機会である、3月1日の朝霞市長選挙に、現職市長以外の有力候補の出馬がないことがほとんど確定したようだ。

新聞で報じられたところでは、「明日の朝霞市民の会」による公募の候補とは選挙手法のすりあわせで不調におわり擁立できず、最大の争点である基地跡地の利用問題で、市民側の運動体「基地跡地利用市民連絡会」での擁立も模索したが、これもほとんど無理との流れ。野党系の現職市議の立候補もない。党として相乗りを否定しているはずの民主党も前回のしがらみから相乗りする方向で、市内に政治に責任を持つ労働団体もないことなどから、現職に対抗する候補擁立はほとんどありえない情勢となっている。

●1月11日に、今後の朝霞市を考える会で市長選挙の課題を考えるシンポジウムを開いたことをお知らせした。そこでは、参加者の関心は、現職に対抗する候補が出るのかどうなのか、ということのようだった。候補者が立って、きちんと争点を示して、市民が選択できる市民自治が望ましい、とまとめた。しかし、こういうかたちで市民側が自滅していったことが本当に情けない。参加者には心底、お詫びしたい。

●今回の候補擁立不発をみて、市民運動、市民活動をやる側の自立が求められているように思った。つまらない権威者たちに振り回されたのではないかと思う。前回市議選で、反市長派がきちんと数多くの候補を擁立してたたかわなかった後遺症だと思う。市長選挙を支える市議たちを比較して選ぶことができないものですから。
次回市議選では、今いる市議を総取り替えするぐらいの気持ちで、運動課題のある人たちが挑戦していかないと、いつまでたっても選挙権があるんだかないんだかわからないような選挙が続くんだろうと思う。
無投票に近い状態で当選してきた市長や市議会がダメだと、市職員も腐る。市職員が腐れば、市民サービスや自治能力の低下につながる。自治能力が低下すれば政治そのものがバカバカしくて、とくにベッドタウンなんかだと、市民がほとんど市政なんか見放して、悪循環のスパイラルに入っていく。そのことの危機感をどうとらえるか、ではないか。

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