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2009.02.21

1/22 現職批判派が自滅した朝霞市長選挙

あすから朝霞市長選挙。いろいろ今の市政に問題あるのに、対抗馬を立てられなかったことはほんとうに情けない。

問題提起する側が、メンツ争いで、自滅したことが大きい。口のききかたのわからないベテラン市議、市民運動の主導権争いにうつつを抜かす一部市民、そこに問題があったと思う。現職市長に白紙委任状を渡したようなものである。その白紙委任状を手に、現職市長は、基地跡地の乱開発や、学童保育の整備や保育所の整備をないがしろにして前に進んでいくのだろう。選挙をなめていたとしか思えない。

いい迷惑なのは、30代40代、これから朝霞市に毎年何十万も市民税を払っていく市民である。その世代には今回のことで大きな幻滅を与えたのではないかと思う。事実、私の周囲で何人かが、このような顛末になって、サークル活動みたいなことは続けるけども、朝霞の公的なことに首突っ込むことは二度としたくない、と言っている。そういう思いにさせた人たちには真剣に反省してもらいたい。

そういう事態にたちいたったことには真剣な総括が必要だし、そのことを誤魔化して通れば、もう自治能力を取り返すチャンスは4年たっても8年たってもないと言わざるを得ない。そうであるなら、近隣市や23区に信託統治してもらった方がいいと思う。その自滅した側が、白票投票しようなどと言うバカな動きがあって、呆れかえるったらありゃしない。中途半端な異議申し立てするなら、現職市長を批判して、きちんと立候補しろ、と思う。

行政サービスの質、法の支配にのっとった行政、持続可能な開発、そういう観点からは、全く持って今の朝霞市に問題だらけで、しかし対抗する市民の側の不出来もあり、情けないまま迎える市長選挙である。

新住民にとって、朝霞市が朝霞市であることに何か意味があるのだろうか。仕事も買い物も、飲み歩くのも、朝霞市に何か意義を見いだしているのだろうか。仕事もしたくない不動産屋もどきの地域の有力者の意向しか聞かない市政に何かお墨付きを与える意味があるのだろうか。

●この間、JCで公開討論会をしようという動きがあって、今日の18時から開かれた。
このブログでは、今の朝霞地区JCのイデオロギー過剰に批判をしてきたが、今回、公開討論会で窓口になってやっていた方は、イデオロキーでないところで動いていて、真剣にまじめだった。それなのに、現職市長に対抗する側がそのことの期待に添ってきちんと公開討論会に出る人を用意できなかったことは申し訳ない思いをしている。住民自治の基本は、自治体選挙にある。そのことをちゃらんぽらんに考えるのなら、いつまでたっても、ろくな自治体にはならないと思う。

●ここのところ、朝霞駅が不便になったと痛感する。以前は、朝霞駅に停まる準急の本数も多く、急行には必ず接続の各駅停車があったが、副都心線開通後の滅茶苦茶ダイヤで、パターンがなくて覚えにくいダイヤになった挙げ句、急行の増便のひきかえに準急は減便され、それだけならまだ我慢できるが、増便した急行に、和光市や成増で接続する各駅停車がないことも多く、池袋から各駅停車乗っても結局同じ電車になる、とか、和光市で接続する電車を待ったら、結局後の準急だったり、ということが増えて、乗車チャンスが減った。
乗車チャンスが減ったということは、以前の所要時間に、電車の待ち時間が増えたということ。
こういう冷遇を、今の市役所は東武鉄道や東京メトロに抗議したら要請したりもしない。朝霞市民の半分が東京に出て働いていて、住民税として市税収入の4割を担っている人のことを直視できない市役所なのである。

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