« 1/11 朝霞市長選挙の争点を考えるシンポジウムを開く | トップページ | 1/13 定額給付金の配り方 »

2009.01.13

1/13 役所の臨時職員になってはいけない

労働組合で役所の臨時職員・非常勤職員の労働運動を担当してかれこれ1年半、仕事の面白み、時勢にのった後押し、そんなのがとてもありがたく、仕事に邁進させてもらった。

うちの労働組合ではないが、兵庫県尼崎市の住民票入力オペレーターに朗報。

当初、偽装請負状態だったものが、派遣会社の派遣職員になり、そして派遣会社を入札でダンピング決定するということ提案したため、契約更新を前に、昨年3月、無期限ストライキを打ち、1ヵ月近いストライキを敢行した。そのことと、その後の経緯についてはこのブログでも何回か取り上げたし、非正規雇用の公務の問題として、昨年一年間は労働界のあちこちで話題になった事件だった。

その結果、入札を受けてくれる派遣会社がないこともあり、オペレーターたちはとりあえず臨時職員になり、今後の経緯を検討する、という扱いになった。そろそろ1年、どうなるかと思ったら、市が、雇い止めのより少ない嘱託職員として雇用することになった。

そもそも労働組合の支えで当選した市長が、官製ワーキングプアとも言える労働者をここまで痛めつけるかと思ったが、原点に返って、まじめな対応をしたくれた。ほんとうに敬意を表したい。

一方、昨年末、私が労働相談を受けて対応した、図書館の臨時職員、とりあえず復職したが、復職した初日、職場長と職場の総務係長が、40分にもわたるひどいパワーハラスメントを行った。「私たちに骨を折らせたのを始め、職場で動揺がおきたのも、あんたが雇い止めのことを外でペラペラ喋ったからだ。すべてあんたの責任だ」と言われたらしい。

解雇の恐怖をつきつけられて、おそるおそる職場に出れば、そのようなパワーハラスメントでは精神的にたまらなかっただだろう。

聞いていて、ほんとうに情けないのが、加害者のうちひとりは私の労働組合の組合員である。私の労働組合の掲げる人権というものはどこにあるのだろう。人を身勝手に首切って、あんたの責任とは、責任転嫁であり、人でなしである。早く、どこかで祟りに遭うがいいと思う。

●役所の出先の実務を支えているのが臨時職員、非常勤職員である。しかし彼らは賃金が安い上に、首切りされても文句言う場所もなく、裁判でも門前払いをくらう。最近、私は、役所の臨時職員にはなるものではない、と思っている。おまけに労働問題になれば、不当なパワハラが待っている。
彼らの職場は図書館、保育園、給食調理員、いろいろな相談員。そこには、市民と関わる息づいたいい仕事がある。とってもいいお客さんたちにも出会う。でも、首切りは職場長の胸先三寸。裁判に訴えれば、訴える方が悪いみたない判決しか出てこない。公的なサービスを守るべき総務省も、自己責任論で、そんな仕事に応募したあんたが悪い、という理屈ばっかりせっせとこさえている。
そんなところで公共のために労力を犠牲にするのはバカバカしい。こしかけで気軽に働くのでなければ、下手なプロ意識で役所の臨時職員をやるべきではない、と声を大にして言いたい。

●職場のことを外で話してはならない、日本人はムラ社会のオキテに馴れきっているから違和感なく受け止めてしまうが、実はそのことが人が人を抑圧する温床になっているということにあまりにも無頓着だと思ったりもする。

|

« 1/11 朝霞市長選挙の争点を考えるシンポジウムを開く | トップページ | 1/13 定額給付金の配り方 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 1/11 朝霞市長選挙の争点を考えるシンポジウムを開く | トップページ | 1/13 定額給付金の配り方 »