12/31 京の粉雪
昨晩、京都で友人を呼び出し、忘年会。京都の冬は寒いと聞いていたが、最も寒いこの時期に来たことはなかった。
聞きしに勝る寒さで、肌で感じる空気が晴天のときの札幌の冬のようなもの、日差しも緩く、時折雪が舞い降り、悪くないなぁと思う。あの夏の異様な暑さが信じられない。
京都の良さは、やはり山に囲まれているあの風景だと思う。方向が逆だが、札幌も三方山に囲まれていた。山が美しい大都市に憧れる。
往復の新幹線の車中から見える山の風景が、年末で空気が澄んでいるせいか、とてもきれいだった。
●「藤原家の正体」(新潮文庫)を読む。藤原家が天皇制をいまのようにし、平安時代の恐怖政治を通して、日本人の精神構造に多大な影響を与えたという批判的視点は、新しいものではないが、梅原猛の論点と少し違うところがあって、考えさせられた。
しかし、図表の使い方とか、ユダヤ陰謀本みたいで、よかったのかなぁ。
●一年が終わる。
このブログでは、通勤電車のトラブル、朝霞市の基地跡地の問題、自治体の非正規労働者の問題について書いたことが多かった。
来年は市長選がある。
もう少しやることを本業に特化し、余暇時間は少しでも趣味に生きられたらと思う。
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コメント
山が美しい大都市・・・法政大学名誉教授の田村明氏も著書の中で、横浜や神戸の例を出して同じようなことをおっしゃっていた記憶があります。
小雪の舞う冬の京都も好きですが、私は、海に面していて山に囲まれた長崎が好きです。
投稿: iulius | 2009.01.01 01:22