11/20 祝・河野洋平議長の最長在任記録
河野洋平氏が、衆議院議長の最長記録を更新した。ほんとうに喜ばしい。
河野氏は、政治が右傾化したり、与党がなりふりかまわない政権運営をするようになっている中で、議会の良識を守ったり、議長サミットを広島で開いたり、政治の安定や良識を体現する役割を果たされたと思う。
また、横路氏が割と自由な立場で副議長でいられるのも、若手議員の頃からの河野氏との強い信頼関係があるからだろう。
いち早く解散総選挙をを、と言わなくてはならないが、一方で、できるだけ長く、河野議長、横路副議長のもとで、議会として日本の政治ができることを模索してもらえたらと思う。
河野衆院議長、在任1786日で歴代最長記録達成
河野衆院議長は20日、在任日数が1786日となり、帝国議会の時代を含め、歴代1位となった。
これまでの最長記録は、明治末期から大正にかけて議長を務めた大岡育造氏の1785日だった。
河野氏は自民党総裁、外相などを経て、2003年11月19日に議長に就任。今年9月に今期限りでの政界引退を表明していたが、衆院解散が先送りとなったことで最長記録を達成することになった。
河野氏は20日、国会内で記者会見し、「大変名誉なこと」と喜びを語った。また、在任中の5年間について、「戦前回帰、戦後レジーム(体制)の見直しの声がだんだん高まるのではないかと心配した時期があった」などと振り返った。国会の現状に関しては、「各党はねじれ克服に努力してほしい」と訴えた。
(2008年11月20日21時52分 読売新聞)
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