10/3 失言右翼中山氏が次の総選挙に出ない
中山前国交相が次の総選挙に出ないという。しかし政治活動を続けるという。不可解である。
中山前国交相、次期総選挙は不出馬の方針2008年10月3日18時40分朝日新聞
「日教組の強いところは学力が低い」などと発言し、在任5日間で国土交通相を辞任した中山成彬衆院議員(65)=宮崎1区=が3日、次の総選挙には立候補しない方針を固めた。4日午後、宮崎市内で記者会見し、正式に発表する。
中山氏の周辺によると、中山氏の事務所職員が3日、地元の後援会幹部を回り、立候補しない旨を伝えたという。一方で中山氏は「政治活動は続ける。政界引退ではない」と話しているという。
中山氏は国交相就任時の先月25日、報道各社とのインタビューで「成田空港の整備遅れは『ごね得』」「日本は単一民族」などと発言。その後に撤回したが、「日教組の強いところは学力が低い」との発言は撤回せず、同月27日、宮崎市の会合で「日教組をぶっ壊せ」などと日教組攻撃を繰り返した。これら一連の発言には与党内にも批判が広がり、28日に国交相を辞任した。
宮崎1区には、民主や社民が推す無所属の川村秀三郎氏(59)と共産公認の馬場洋光氏(39)が立候補を表明しており、激戦になるとみられていた。
中山氏は当選6回。町村派。第2次小泉改造内閣で文部科学相をつとめた。妻の恭子氏は参院議員で拉致問題担当首相補佐官。
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