10/3 友人の作った本を買う
趣味のあう大切な親友が著者とともに編集した「衆議院全300小選挙区データブック」を購入。
2003年と、2005年の総選挙と、2004年、2007年の参院選比例区をカバーしている。もう少し前のデータもあると面白かっただろうが、ページの面積の限界なのだろう。
絶対得票率(投票に行かなかった人も含む得票率)でグラフにしているので、有権者の投票の変化がよくわかる。これを見ると、民主党はどの選挙区も、どの回の選挙もコンスタントに20~26%の人に支持されている。これに互角に自民党が太刀打ちしているのは、2005年の総選挙のみ。投票に行かなかった人を自民党支持に結びつけたことが有効に機能している。それ以外の回は公明党を加えてようやく民主党に太刀打ちできる状態だということがわかる。
民主党と社民党の選挙協力がきちんと成功すると、社民党でも小選挙区勝利が望めるということもわかる。
絶対得票率をあつめたアウトプットは、学術論文以外はあまりないので、とても参考になる。いい買い物をしたと思う。
私はすべての賭博運を選挙で使うことにしているので、3000円で十分に元を取れる本である。
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コメント
私も、今日、たまたま本屋で見て買いました。
お知り合いが作られたんですか。すごい!
これまで、ネット上(JANJAN等)で調べていましたが、本の方がすぐに見れて便利ですね。
投稿: とくらたかこ | 2008.10.05 23:47