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2008.09.04

9/4 自民党総裁選ではきちんと派閥抗争をすべきだ

福田首相の突然の辞任で、自民党総裁選でマスコミはのせられている。
その報道を見ていて、マスコミに「派閥は応援してくれるんですか?」と聞かれた石原伸晃が「古いんですよ」と切り返していたが、アホかと思った。じゃあ何で石原伸晃は山崎拓派に入っているのか。派閥は何のためにあるのか。

若手の派閥に入っている議員が、派閥は古い、と発言するたびに、派閥がますますいかがわしくなる。なぜなら、
派閥が、政策や主張でまとまり、親分を党首候補として担ぐというのがなければ、何のために群れているのだろうか。ますます派閥が金づるである実態を浮かび上がらせることになっている。

せめて派閥は総裁選のときぐらいまとまるべきじゃないか。有権者も、選挙の時にわかりにくいではないか。

70年代は、自民党も社会党も派閥のボスがいて、派閥が党首選挙を通して、戦国ものがたりのように切磋琢磨しながら政策論争を繰り広げていた。いつしか、派閥の弊害が指摘されるようになり、その問題解決を求められながら、結局派閥をなくすという無意味な目標が立てられ、最後、派閥の資金配分力と公認調整能力という、最も政策から遠い機能だけが残ってしまっている。

私は政党に派閥はつきものだと思うし、したがって国民に見えるように派閥抗争を行うべきだと思う。国民は700人以上もいる国会議員の個性なんかわからない。政党と派閥で主張を整理してもらわないと、民主主義を有効に機能させることはできない。

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