9/28 不景気の原因もわからないのに補正予算なんか提案できるのか
自民党は、不景気だから補正予算を通せ、の一点張りで野党攻撃をしている。しかし、与党から今回の不景気の原因をきちんと聞いたことがない。原因が国民に共有されていないのに、何が盛り込まれているかよくわからない補正予算なんか通せるか、と思うのだが、まるで補正予算を通さないと日本が沈没するかのような脅し方が気に入らないし、意外と変な説得力があるデマゴギーぶりに腹が立つ。
あれほど民主党の政策をバラマキと批判してきておきながら、自分のところへのそれ以上のバラマキを盗人猛々しく提案するところも気に入らない。
不景気の原因がはっきりしないと、公共事業を打つのがいいのか、社会保障を打つのがいいのか、減税がいいのか、減税ならどの部分の減税がいいのか、金融再生がいいのか、わからないのに、本当にテキトーな議論が続いている。
民主党も、経済政策としてきちんと反論し、補正予算の中身をチェックすべきなのに、選挙日程を優位に設定するために、補正予算を通しても構わないような雰囲気があったりする。大丈夫だろうか。
●昨晩のコミュニティーユニオン全国交流集会で、保坂展人衆議院議員が来賓で来ていたので、同僚たちにも紹介する。
保坂氏には、長妻氏とともに社会保険庁の問題を取り上げるならそこで働く非正規労働者のことにも光を当ててほしい、と頼む。年金で問題が上がるたびに、窓口で加入者から怒鳴られたり、時には胸ぐら掴まれて殴られて、泣き寝入りしているのはこうした非正規労働者たちなんだ、と。年金を良くしていくための保坂氏の活動はよくわかるから、そこでスケープゴートにされる人にとっても未来のある活動を、とお願いした。
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