9/10 ニュース番組を自民党の広報番組にするNHK7時
7時のNHKニュースが最初から45分も自民党の党首選挙の候補の討論を流した。異常である。しかも折々、他候補の批判ではなく、民主党の批判ばかりが流れている。こんなことでいいのだろうか。公職選挙法は世界でも屈指の自由選挙の規制をしているのに、こんな権力を背景にした党利党略が許されていいのだろうか。電波法とは何なのだろうか。
国民の3%も有権者のいない自民党員どうしの選挙のために、どうして公的なメディアが、その討論を延々と流し続けるのだろうか。国民が党首選挙に参加しているような錯覚を抱かせる効果しかない。
NHKが政治的圧力でどうしても流したいなら、特別番組を作るとか、他のニュースを流した後にやるとか、自民党員でも支持者でもない人が見ない自由を保障するべきだろう。本来は自民党が党員向けCS放送を作って、その中でやるべきだろう。百何十万人も党員がいるのだから、それくらいの金はあるはずだ。
政権与党の力を使ってこういうことをするようでは、民主主義を弁えない政党と批判されても仕方がないし、それに迎合する7時のニュースの責任者も、更迭すべきだろう。あきれ果てて、NHKに抗議電話をすると、ようやくつながって、同様の批判の電話がいっぱい来ていて、困っている、私もおかしいと思っている、という。自民党とNHKの政治部はこんなせこいことやって、選挙に勝って何が楽しいのだろうか。
自民党総裁選で候補者がたくさん出た本質は、自民党の支持率向上のために、当選しない候補まで、広告代理店か何かの演出で引っ張り出さして演出している可能性が高いと思う。所詮、麻生太郎に決まるんでしょうに。
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コメント
昔はNHKの7時のニュースを必ず視聴していましたが、今ではほとんど見ません。
あまりに与党偏重で腹がたち、健康によくないからです。
件の総裁選も冒頭だけで、スイッチを切ってしまいました。
それと最近感じることは、恣意的な抑揚で扇動するかのようなアナウンスで品がなくなっていることです。
アナウンスの仕方まで与党の圧力がかかっているのでしょうか?
投稿: あおい君 | 2008.09.11 17:23