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2008.08.13

8/13 規制改革会議が教員の採用や人事に口出し

規制改革会議が、教員の採用・人事で目安箱を設置するという報道。

違和感がある。規制改革とは、そもそも経済の効率化のために規制の改廃を提案する場ではないのか。そういうところが教員人事に首を突っ込んで何か意味があるのだろうか。教員採用や人事は、規制だろうか。制度の問題ではないか。教員の採用や人事が、規制緩和の問題とどう関わりがあるのか見えない。これは教育改革の文脈でやるべきことではないか。

いつもは縦割り行政の批判をする側だが、これは越権行為ではないかと思う。
人事の不当とか集めるのだろうが、いったいそんな情報を集めて何をしようというのだろうか。汚職ではなくても、人事というのは生々しい話がつきものなだけに、教育界の怨恨や内部密告みたいな情報が、政府のさまざまな審議会の中で最もイデオロギー色の強い規制改革会議が掌握することになる。嫌な感じである。

規制改革会議は、政府の諸会議の中で議事映像も、議事録も公開していないような不透明な運営をしているところだ。収集した情報が委員の企業経営者を通じて、政治的な発言を繰り返すような企業経営者やそれに支援されている特定の政治家に流れ、政治利用されていくのだろう。

●インターネットで目安箱を設置するのは、「教育問題」に関心の高いネットウヨを利用しようという魂胆だろうか。

政府の規制改革会議、教員の採用・人事に「目安箱」設置
 政府の規制改革会議(議長・草刈隆郎日本郵船会長)は12日、教員採用や人事を巡る不適切な慣行などについて幅広く情報提供を受け付ける「教育目安箱」を設置することを決めた。

 大分県の教員採用を巡る汚職事件を受け、教員採用の公正性や透明性を高める必要があると判断した。13日に同会議のホームページ(HP)上に開設する。実態を把握した上で教員採用システムの改善策などを練り、年末にまとめる第3次答申に盛り込みたい考えだ。

 内閣府規制改革推進室では「問題点を洗い出すためには、現場の生の声を直接吸い上げる必要がある」としている。教育関係者や児童・生徒の保護者などから、教員採用を巡る不適切な実態や慣行のほか、効果的な改善策や望ましい教育行政の在り方などに関し、情報や自由意見を募る。目安箱は9月12日まで設置する。

 投稿は、同会議のHP(http://www8.cao.go.jp/kisei‐kaikaku/)か、規制改革推進室への郵送で受け付ける。

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コメント

鎌田慧が『週刊金曜日』で指摘していたように、教員の採用枠とか口利きってのは教員組合対策を始めとした政治的色彩が背景にあったりするんですよね。それを解決するために別の政治的圧力をかけるってのは、明らかに見当違いでしょう。

ところで、今日日教員組合に入っている教員って少数派だとか。ネトウヨが兎角口にする教員組合の影響力なんて、(その当人が教員組合の影響力の"濃かった""戦後教育"を受けていることからして)そんなにあるとは思えないのですが。

投稿: 杉山真大 | 2008.08.13 19:09

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